ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

小さな歴史

「毎日の小さな努力の積み重ねが、歴史を作っていくんだよ!!」

と、ドラえもんに元気づけてもらいました。

 

ユニクロ通販の段ボールがコラボ期間なのかドラえもんです。

良い事言うね、ドラえもん

 

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歴史なんて大袈裟だけど、小さな自分だけの歴史。

某有名TV番組「情熱大陸」や「プロフェッショナル」、もしくは「激レアさんを連れて来た」等で取り上げられる人生ではありません。

共感を得たり、成功者として誇れるようなヤツじゃないんです。

日々積み重ねて来た証を振り返ってジ~んとする、周りには何でもないけど自分には価値がある歴史。

 

生れて46年、恐らく沢山の分かれ道を経験して、選んできた道。

あっちに行ってたらどうなったかな?と思う時もありますがね、戻れないし。

ヨガに出会ってなかったら?

アシュタンガとの出会いが違っていたら?

 

アシュタンガは本当に日々の積み重ね。

一杯失敗して、練習して、コツが分かって・・・出来るようになるまでの過程を全部味わいます。

出来るようになってからも、アーサナへの向き合い方、日々の変化等感じるところは沢山。

アーサナの裏に、沢山人生が詰まっている・・・気がします (‘ω’)

 

太陽礼拝を見ればその人のアーサナへの姿勢が分かる・・・という言葉を聞いたことあります。

どう見られてるんだろ・・・ワチャワチャしてそうな、私。

 

ドロップバックは、小さな歴史の、そのまた小さな歴史。

絶望的に怖くて、後ろの壁に手を着くのがやっと・・・から始まった。

手首を痛めて(勝手に 笑)やらなかった期間もある。

今でさえ、最後までコントロールできない。

それでも日々の小さな積み重ねの結果、どうにかマットに着地出来るまでやって来た。

きっと完成した!と思える日は来ないのかもしれません。

長い歴史。

自分のヨガ歴史の中では、結構な恐怖を乗り越えた思い出深いアーサナの一つ。

それも大切なヨガ人生の1ページ。

 

五木寛之氏の「大河の一滴」の有名な言葉「人は皆、大河の一滴

結局は大きな流れの中の一滴なのよ・・・。

特筆されることも、注目される事もない沢山の人生が織りなしていく川の流れ。

 

そりゃ太古の歴史から脈々と続く人間だもの、私の人生なんて蚤の足先のホコリ程度よ。

だから、逆に伸び伸びとやって良いんだし、自分だけが振り返って幸せを感じられる程度で良いのかも。

自分の行為が人類の歴史の流れを変える事もないし、責任もない。

 

個々の小さな歴史があって、それを自分で味わって幸せを感じていられれば、それで良いのかな。

その為に日々努力して、毎日練習して、ヘッポコ加減を笑い、ヒヨッコマインドでワチャワチャして。

せめて自分くらいは、最後の自分の寿命を終える一瞬、幸せな人生だったな・・・と思ってあげたい。

 

ドラえもんが住む(と仮定していた)21世紀に住んでるけどさ、居ないよ、ドラえもん

スプタやカポタが出来る道具をポッケから出してほしかった。テテテテッテテーッ!!

仕方がないので、自分で頑張ります(←のび太より出来が悪い)。