ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

きっと必要なのよね、Vinyasaも

唐突ですが・・・緑茶、飲んでます??

 

急須使います??

 

正直、、、私、急須は家にあるけど、普段はティーバックか、直接茶葉を茶こしに入れてカップに注いでます・・・。

ま、みんなソンなもんだよね~なんて思ってますけど(笑)。

 

先日お茶屋さんのつぶやきにハッとしました (*’▽’)

『是非、急須でお茶を入れて下さい。おいしいですよ。

割烹料亭で、板前さんが包丁ではなくハサミでお刺身をチョキンって切ってお皿に盛ってたら、、、貴方は美味しそうに思えますか?

同じように、お茶も急須で入れた方が絶対美味しいのです』

そんな内容でした。

 

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なるほど。

言われればそうだ。

急須は緑茶を入れるだけの為に作られたモノです。

ティーバックとか茶こしで「あんまり美味しくないんだよね」なんて、ごめんなさい。

ちゃんと道具を使って静かに淹れる工程から味わうという愉しみを忘れていました。

 

確かに、お刺身を料理長がハサミで切って盛りつけてたら・・・興覚めだわな( ;∀;)

高級マグロのお刺身でも、味は3割減かも。(見た目も悪そう)

 

美味しく頂けるよう、刺身包丁があり、急須があるのですね。

長年工夫され、それだけの為に作られた道具達、大切にしたいですね。

効率ばかり考えていると、見落としがちな豊かな時間。

 

アシュタンガも然りですよ。(←やっぱりここで出たか (*’▽’))

始めたばかりの頃は、「なんでアーサナの間にヴィンヤサ入れるの?左右の間にまで入れるの?ナゼ??」

疲れるし面倒臭い・・・全く意味が分かりませんでした。体力を温存したいじゃん。

ヴィンヤサとは、ジャンプバック->チャトランガ->アップドック->ダウンドック->ジャンプスルーの一連の動きです。

毎回、入れなくても良くない?? (←悪魔)

効率から言ったら、例えばジャーヌシルシャーサナだって、A~Cをまとめて右側だけやってから、左側やればいいじゃん。

イチイチ、Aの右やって、ヴィンヤサ。左やって、ヴィンヤサ。

それからBの右へって、、、絶対非効率。

ヴィンヤサ断固反対! (^^)v(←昔の私ですよ、あくまでも!)

・・・な~んて思ってました。

 

こういう考えは、緑茶を茶こしで飲んだり、お刺身をハサミで切るのと一緒なのかも。

おざなり感でしょうかね。

 

今はヴィンヤサは当たり前になりましたが、大変さは変わらないですよ。

大変でもやります。

身体作りに必要なのだろうな~と思えてきました。

バンダとインナーマッスルの強化。

 

何度も何度も繰り返す事で、体力もついてきます。

気持ち的にも毎回リセット。

 

前にもどこかに書きましたが、海外の有名な先生が「ヴィンヤサは、お寿司のガリみたいなもん」と言っていたと聞いたことがあります。

 

ずっとアーサナばかり連続で行ったら、脳が興奮状態になるのかも。

(やったことはないけど)

ヴィンヤサで一旦リセット・・・ちゃんと役割があるのですよ。

 

まだアシュタンガが生れたばかり(パタビジョイス師の初期)は、フル・ヴィンヤサと言って太陽礼拝Aだったらしい。

え~・・・シッティングでも、いちいち立つのか・・・( ゜Д゜)

そう考えると、今はハーフヴィンヤサになってるだけでも有難いのでしょうね~。

 

美味しいお茶やお刺身を頂くように、美味しいアーサナを味わうためには、しっかりヴィンヤサから無駄にせず手を抜かないように・・・しないとねっ 汗。

セカンド辺りから疲れて、アップドック・・・、ヒザついてるモン ( ゜Д゜)

がんばりま~す♡