読書をしていて、フッと思う。
両親よ、お金のかからない道楽を教えてくれてありがとう。
図書館という無料のワンダーランド。
思い返せば、本好きな両親に倣って、小さい頃から本を読んでいた。
・・と言っても両親は推理小説、私は児童書だけど。
生まれ育った町は、小学生低学年頃まで移動図書館(ワンボックスカー)が巡回してきてた。
毎週紙芝居とか、子供用の本を漁るように探して、ワクワクして家に持ち帰ったのを覚えています。
暫くして徒歩圏内に図書館が出来て、毎週のように本棚とにらめっこして、子供用の偉人伝なんかを読破してた。
それが今じゃ、区の図書館はどんな本でもネット予約できるし、選びたい放題という贅沢さ。
小さい頃から読書に慣れ親しんだおかげで、今でも活字は全く苦にはなりません。
むしろ古い紙のニオイだったり、ページをめくる音が大好き。(←フェチだな)
随分大きくなってから漫画を読みました。
コマの中の絵と文字を同時に読んで、次の展開が左なのか下なのか辿りながら読み進めるのに疲れてしまった・・・笑。
読むという行為は同じなのだけど、活字を縦に読む能力と、絵と文字を同時に理解してコマを読み進める能力は違うのね。
結局、漫画を読む能力と体力には恵まれず・・・今に至ります (‘ω’)
小さい頃から身に着いた能力ってすごいな・・・と思った訳です。
図書館から一気に10冊借りて、山積みにしてムフフと笑みがこぼれるなんて、、、もはやヘンタイ。
漫画は残念ながら1冊も読めません・・・漫画が映画化し、逆に文庫化されたら活字で読む人。
小さい頃に「読む」という事に対しての自分の能力と体力が決まってしまったのでしょうね。
そうだよ、おかげでアシュタンガでも身体の使い方・・・ちーとも進歩しない。
子供時代、外遊びはしたけど、身体能力を伸ばす体操やバレエ、ダンスなんてなかった時代。
泥団子を上手く作るスキルなんてさ、役立たず (;’∀’)。
それでも6年かかって、セカンドの途中までやる体力だけは養われてきました。
(能力はさておき (;’∀’) )
と言って、、、、それはアシュタンガビンヤサヨガをプラクティスする体力であって、例えばホットヨガでビク〇ムヨガの強い強度のクラスや、常温のビンヤサヨガでも1時間でバテるような気がします ( ;∀;)
同じヨガだけど、活字と漫画くらいの差異がある気がするのです。
何が違うのか漠然としてますが、、、能力の引き出しが違うんじゃないか、、、と。
ある程度応用は可能だけど、そのままスライドしてフルスペックで活用できるもんじゃない。
不器用なもんだ(笑)。
これからいきなり潜在能力が開花して、コントーショニスト(曲芸師)になれる訳でもないし、プロレスデビューする程の大きな筋肉がつく事もない。
目の前にせまる更年期障害というハードルをどうやって緩やかに超えて行くか、、、、しかない。
小さい頃から培われた能力でもなければ、大人になって著しい変化なんて、、、老化ぐらいよ。
更年期障害もヨガやってるから大丈夫、、、なんて声も聞きますが、加齢によるホルモンの減少はヨガで止める事は出来ません。
諦めて受け入れる能力が必要なのです。
せめて、アシュタンガヨガを続けられる体力だけは維持していけると良いな。
他のヨガではヘタレでポンコツ具合がハンパないけど、アシュタンガでは「まぁまぁ頑張るオバちゃん」で居たいわ。
10代でアシュタンガに出会っていたらどうだろな?一度途中で辞めて40歳過ぎて再開しても、ある程度スルスル出来ちゃう気がする。
自転車の乗り方と同じで、若い頃に身体で覚えたら感覚はどっかで眠り続けているんだと思う。
その引き出しが欲しいよね~。
大人になって覚えたものって、そうは行かないよね (;’∀’)