ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

自分で考えよう

東京都が緊急事態宣言発令されてから1週間半。

 

なんとなく、、、個々に自粛に対する姿勢が違う事に気づきました。

 

前回は4-5月。「対面を8割減らす」が目標でした。

自分で8割減らすにはどう工夫したら良いか、各々が考えて行動したと思います。

 

・・・今回はなんとなく自粛慣れ?自粛疲れ?

そこまでの厳しさを感じない。

政府からのメッセージも「夜の会食を控えてね」と受け取ってしまう人も多いような。

昼間ならOKでしょ。

マスク外さなきゃいいでしょ。

大人数じゃなきゃ良いんでしょ。

・・・みたいな。

 

この個々の捉え方と行動は、今回は友達間でも家族間でも一緒じゃない。

 

極力外出を我慢する人

日中に一人や家族単位で買い物やランチは出るという人

マスク外さなければ、昼間に友達と二人で出かけても大丈夫と思う人

 

どこまで&どのくらい我慢するかが、本当に個々に違う気がするんです。

 

私とアイカタでも違います。

私と実家の母でも違います。

 

ここで大切なのは、お互いを尊重すること。

 

もちろん、ダメな行為を平気でやってる人は論外ですよ・・・。

 

厳しく行動を制限している人が、そうでない人に対して攻撃するニュースを目にします。

自粛警察として自分は正義だと思い込み、相手に嫌がらせをしたり。

(公園でマスクしないで子供が遊んでいる!と110番する人もいるらしい、、、)

 

でも、一旦ちょっと落ち着いて考えてみたらどうだろうと思うのです。

全員が同じ立場じゃないのでしょうし、

自分が完全に正義じゃないかもしれないし。

 

ほとんどの行動は全くの黒と白の世界じゃなくて、グレー・・・。

そのグレーの濃淡の差を競ってもしょうがない、ですよね。

 

個人経営の飲食店経営の親族がいたら、ランチだけでもなんとか助けたいと思うし。

小さな子供が家に閉じこもってばかりいたら、広い公園で走り回るようなストレス発散が必要だし。

独り暮らしで誰とも会わずに暮らしていたら、ほんの少しでも友人や恋人と会いたくなるでしょうし。

 

そりゃね、完全にやってはダメなケースもありますよ。

でも大抵の人はグレーゾーンの中で、自分で立ち位置を決めて、気を付けながら行動しているのだと思うのです。

その立ち位置は、とりまく環境や個々の事情が反映されて、一人一人違っているのでしょう。

 

大切にしたいのは、自分の立ち位置をしっかり考えて決めて欲しいな、と思うのです。

自分はどこまで&何を我慢するか。

しっかり情報を収集して、間違った見解や噂話に左右されないように、考えて行動して欲しいなぁ~。

他人に同じように強いたり、逆に強要されるのは、無駄に対立やストレスになります。

既にコロナで沢山辛い思いをしているのに、更にストレスを抱えてしまう事になりかねませんよね。

 

私の母は、高齢で高血圧があります。

近所の方々も似たり寄ったり。

母が歯医者に行ったと言えば、「え~、信じらんない!」と言う人もいるそうです。

血圧の薬をもらいに病院へ行ったと言えば「あそこは、コロナ患者がいるからやめなさい」という人も。

 

母は、あっぱれ。

「あ、そう」で受け流すそうです。

歯医者で感染した人がいない事(逆に診察を控えて悪化させる人が多い事)、

通う病院はコロナ患者を受け入れていても、しっかり対策が取られている事、

そこを理解出来ているから。

 

家の玄関には消毒があり常に対策しています。

 

批判的な意見を言って来る人を見て、

「あ~、自分のモノサシで相手を非難するのはやめよう」と思うらしい。

生まれながらにして、ヨギーニだな。御年76歳。

 

自分の当たり前が、世間の当たり前ではないという事実を忘れがち。

そこを思い出させてくれる母であります。

 

非難し合ったり、批判しあってもウイルスは消滅しないもんね。

感染しない&させない・・・どうするのが一番か、自分でしっかり考えて行動しましょうね。

ゴールはあくまでもコロナ撲滅ですからね~。

自分の正義を押し付ける事じゃ~ありませんよね。

 

手を取り合って、1歩ずつ、みんなで頑張っていくしかないのです。

 

f:id:Piccolina_mami:20210119142416p:plain

私は幸いにしてほぼ自宅勤務、夜はアイカタさんが話し相手になってくれます。

頑張って外出自粛しているご褒美は・・・もちろんバスチー♡。

近所のセブンへの買い出しは、不要不急ではないと思っています(笑)。