ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

後頭部に意識を向ける

歩く姿勢が美しい・・・と言えば、お坊さん。

モデルのような見せるウォーキングではなく、重心移動がスムーズ、そして静かで一定のリズム。

お坊さんって歩く音がしないイメージ。 

 

コツがあるらしいですヨ。

「後頭部に意識をむけて歩く」

 

私のようなセッカチさんは、前だけを見て、頭を突っ込み気味で前のめり姿勢。

顎が前に出てズカズカ&ドンドン・・・ビルに映る自分の残念な姿を見て反省。

 

そもそもお坊さんは、急ぎ足などしないよね。

ゆっくり静か。

 

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時間がある時に、後頭部のスペースに意識を向けて歩いてみたら・・・

背筋が伸びて歩幅も均等でゆったりとした歩きになりました。

ゆっくりカカトで着地し、つま先で蹴り出す。

なーるーほーどー!

自分がいかにガツガツ歩いていた事か ( ;∀;)

 

皆さんも、余裕のある時に後頭部の位置を意識しながら歩いてみると、ちょっと気持ち良いですよ!

 

さて、これを何かアーサナに活かせないだろうか!?

と思ったところで、またタイムリーに指摘を受けました。

マリーチCD・・・頭が下がって背中が丸まってる。

理想は背筋立てて、背骨の下の腰椎からツイストして首は自然に回旋させる。

ツイストした時に、鎖骨が平行に横に広がっていくイメージ・・・。

頭が下がると、そもそも鎖骨も下向いてるし (>_<)

 

無理に手首を掴まなくても良いから、背筋を伸ばせる位置をみつけよう。

・・・そこで、後頭部の位置を意識してみると呼吸が静かに入ります。

 

手首を無理やり掴んで、首だけ後ろに振る姿勢は呼吸も入らず苦しいです・・・。

それは本来アーサナの目的ではないでしょう~ね~。

少しツイストは浅くても良いから、しっかり腰椎からツイストして背筋は上にも伸ばす意識が大切。

・・・難しいけどね(苦笑)

 

まだまだプライマリーのアーサナでも沢山学ぶ事はありそうです。

なんとなく形だけは出来てる風な誂えで、、、実際はどうだろ??

手首を掴む事がゴールでもなく

頭を床に着く事でもなく

前屈で上体をペッタンコに足にくっつける事が条件でもなく

 

呼吸は?

無駄な緊張は?

関節のつまりは?

 

本来はもっと楽にアーサナが出来るのに、ゴールを間違えてハッスルしてないだろうか?

出来てると思い込んでいるアーサナをしっかり意識して丁寧に行うだけで、身体の感覚で沢山得られる学びがあります。

「もう私、セカンド練習してるからさ、プライマリーはチャチャっと・・・」そんなエゴは要らないですね。

まだまだヒヨッコでポンコツな練習生でございます・・・ (´ω`*)

 

本当は普段からお坊さんのように静かに歩ければカッコイイんだけどねぇ~・・・

電車間に合わないつ、ドタドタ~!バタバタ。(←もっと早く家を出ろ)

前の人チンタラ歩いてんなぁ~、ズカズカ、ドシドシ(←急いでないのに)

ちなみに靴のカカトの減りが大きいので、ガニ股でおっさんみないな歩き方(泣)

これはもぉ、オバサンじゃなくて、オジサンに向かってるのか!?

 

ちなみに私の後頭部・・・きれいなカーブを描くいい形♡

絶壁(後頭部がペタンコ)の人からは羨ましがられます (*’▽’)

そしていつも美容師さんに褒められます。

・・・私が自分で努力した訳じゃないけどね(笑)。