ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

敵も味方も、自分

汗ダラダラの練習中、一瞬の選択を迷う事があります。

「疲れた、一息入れよう」なのか、

「疲れた、けど、ドンドン進もう」なのか?

一息入れる事で、間延びしたダラダラ練習になる時もあれば、張り詰めた緊張がストンと落ち、程よい集中とリラックスに戻る事もあります。

一息入れ始めると、汗をゆっくり拭いたり、アーサナの前後で休んだりして、やる気の翼がポキっと折れる事もしばしば。

ドンドン進もうと意気込み過ぎると・・・特にマスク生活が長いせいか、口呼吸になりやすく、早いテンポの口呼吸で動きもバタバタとして、余計に汗が吹き出します。

更に身体も火照ってどんとんお疲れモード。

 

ガムシャラにやれば良いってもんじゃない (´゚д゚`)

 

どっちを自分が選択するか・・・その時の自分との駆け引きです。

 

ラクティスはスポーツではないので、敵も味方も、、、自分。

自分との対話と調和なのですね。

 

鞭と手綱を両手に持って、サボりそうな自分には鞭で鼓舞して、行き過ぎていたら手綱でブレーキをかけて。

塩梅はその時の体の声を聞く。

 

毎回「自分に負けないっ(゚д゚)!」と、言い聞かせる場面。

カポ・・・ね。 笑

順番が来るだけで心臓バクバク。進歩無いし、未だ大嫌い。

敵前逃亡出来ないか?、毎回やらない言い訳を探します (;´・ω・)

なのに・・・

最近は大体2回か3回・・・がんばります。

大嫌いと言いつつ、お代わりしてる矛盾。(←絶対そう思う)

2回目、3回目は「自分に負けないっ!」スピリット。

1回で失敗のまま諦めたら、、、それで良いの?納得なの?と自問してトライ。

 

・・・何回もやるのもどうか?と思うけど(本当は1発勝負だからね)、今は練習中、やれる時にやらないと。

 

ただ、たまには自分にも優しく。

疲れている時、身体が重い時は「この状態でガムシャラにやっても、どうよ?」と。

ケガや痛みがある時も「痛いんだから完全にやら切らなくても、ココまでで止めよう」

微妙なコンディションの時に限って、意固地に無理やりやろうとするアホなんで、ケガをしやすい。

 

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上手く自分と対話してコントロール出来た時は、例えアーサナは出来なくても、納得の練習です。

ダラダラ練習も、身体が重くて動けない練習も、焦って息が上がる練習も、全部学び。

それがプラクティスなんだな・・・きっと。

 

敵も味方も、自分の中にいます。

 

ラクティショナー同士も、お互いがライバルでも敵でもなく、同志という感覚。

マットの上で個々に自分と戦う勇者同志ですよ♡。

 

ちなみに、、、自分の中の最強の敵は、、、「早朝に起きる」という敵。

起きられれば(笑)、観念して支度をするんですけどねぇ~・・・ラスボス級の圧に負けそうになります。

朝一番に最初にして最強の敵と戦っています (*’▽’)

 

最大の味方は練習の最後にマットに横になって休む瞬間♡

至福。

便宜上「シャバーサナ」と言ってますが、シャラート師等の話では「lay down, Have a rest」であって、シャバーサナではないそうです。

シャバーサナは「屍のポーズ」で、一応アーサナなのだそう。

アーサナではない、完全に脱力タイム。

ただ横になってお休みする・・・サイコーですよ。

この為に練習を頑張っているんじゃないか?と思う一瞬です。