ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

子供の身体の使い方

練習をお休みしている間に、余った時間で公園ウオーキングしていたのですが、なかなか面白い研究にもなりました。

まぁ・・・朝早く公園に居る人は、シニアのお散歩組か、ガチなランナーさんだったりします。

緊急事態宣言中はリモートワークだった方々も日常生活に戻ったようで、現役世代が少なくなりました。

 

その中で何人かグループでランニングしている小学生がいます。

サッカークラブなどの仲間でやっているのかな?という雰囲気。

 

子供たちの走り方は勉強になります。

身体全体をうまく使って柔らかく走っているのですよ。

走り方などを教えているわけでもないと思うので、本能的に動かしていると思うのです。

関節も柔らかく、肩甲骨も骨盤も背中全体がリズムよく動きます。

 

ま、それがランニングフォームとして正しいかは別として・・・なのでしょうけど。

 

それが大人になったり、シニアのフォームを見ると全然違うんですね (‘ω’)

首から骨盤までが固定された感じで、腕と脚を振って筋力を使っている動きになります。

筋力がある分、関節や全身の筋肉の連動を使わなくても上手く走れるようになるのでしょうかねぇ~。

 

ウォーキングの私を追い越すランナー達の後姿をガン見(笑)するという・・・お楽しみ。

身体の使い方の観察するにはかなり面白い時間でした。

 

動物が走る姿・・・例えばチーターが獲物を追う走り方を想像すると、、、子供の走り方に近いです。

背骨を大きくバネにして全身を使っています。

本来の動物の動きとしては、そういう使い方が一番力を発揮できる自然な姿なのでしょう。

 

大人になっちまうと、、、心も荒み(コラ)、関節も硬くなり、筋力便り。

今のアタイだよ (;・∀・)

 

背骨の硬さ、肩甲骨の硬さ・・・多分私も首から骨盤は固まったまま、手足だけ振って歩いているのでしょう。

なので、出来るだけ肩甲骨を柔らかく大きく使うようにして、少し体も左右に振れた状態で歩いてみました。

汗かくわ・・・。

そして野生の身体の使い方をスッカリ忘れているため、肋骨や鎖骨に力が入ったり、肩が上がったり、、、、体の使い方迷子。

 

そうやって自分の身体の使い方を確認して、1時間ちょっとのウォーキング。

ついでにランナーの後姿をガン見しつつ、研究。

これはこれで今の自分の足りないところを実感する良い機会になりました。

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80歳過ぎ位のシニアの方々も運動のために歩いています。

それはそれで・・・いつかの訪れる自分の姿として観察しています。

関節が更に固まり、可動域も狭くなって筋力も衰えていく・・・そうかぁ・・・そうだよね。

脚を踏み出す力も、衝撃を吸収する柔軟性もなく、ケガをしやすそうな歩き方になるのだな。

筋力の維持と、脚の指まで意識を通すことや、肋骨を広げて呼吸することも大切になってくるような気がします。

 

普段プラクティスを一人で黙々とやっていると、他の人たちがどういう体の使い方をして運動しているのか・・・気づかない。

歩くや走るなどの基本的な運動でも、それぞれ使い方を確認できます。

身体の軸、バンダ、内腿を使う、肋骨と背中全体を柔らかく使う、腸腰筋 etc・・・・

 

色んな人を見てみると、結構楽しいです。

 

それがちゃんと自分のプラクティスに落とし込めるか、、、そこが問題なのよねぇ~ 笑