ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

好調でも不調でも、力を抜く

身体の不調は心にも影響したりします。

食べ過ぎたり、体に合わないものを食べた時、当然胃がもたれます。(‘ω’)

胃腸の調子が悪い時って、、、気持ちもドンヨリ。

 

そんな時には何をやっても、上手く行かなったりします。

たまにある・・・「何もやっても空回り」の1日。

別名・・・ついてない日。

 

まだ若い頃は、「あがいてやるっ!爪痕のこしてやる!!」と息巻いて、いつもは買わない高めのコンビニスイーツを食べたり、なんとなくポチっとネット通販したり。

しかしながら結果は・・・まぁ、結局余計な事をして、更にドンヨリ・・・な事態になることもしばしば。

(´・ω・`)

 

最近はすっかり隠居気分(笑)、じっと大人しく嵐が過ぎ去るのを待つことにしました。

殻に閉じこもり、なるべく頭も手足も隠して・・・何もしない。

ある意味・・・完成型のスプタクルマーサナ 笑。

 

・・・実際の私のアーサナは、まだまだ足も頭も甲羅からはみ出てるんですけどね (;・∀・)

 

不運の嵐はそのうち去っていきます。

それまで、じっと・・・待つ。

 

不運の嵐に対峙して、力でねじ伏せようとしたりせずに、、、淡々と、河童同様に、川に流される。

その方が上手く下流の穏やかな流れに流れ着きます。

 

脱力・・・ですね。

 

最近は不調の時だけでなく、好調の時こそ、しっかり脱力するという事を知りました。

好調の時って、何をやってもテンションがアゲアゲ♪♪

すると、隙間に悪魔が「もっとやったれ」と囁きます。

・・・これが厄介。

ついつい「もっと!もっと!」と欲を出し、肩の力が入って体を強張らせ視界が狭まります。

 

・・・結果、好調の波から転落。

な~んて事になりかねません。

 

ゴルフでも、最後のパットほど難しい。

優勝が懸かった5mパット・・・普段ならば問題ないのに、ついつい力んでオーバー。

そこで、うま~く力を抜けるか?が鍵になります。

 

大事な時ほど、イケイケな時ほど、「もっと、もっと」の欲で体がいつもと違う動きをします。

私もプラクティス中、「今日は調子いいじゃん♪」と思ってガンガンやっていくと・・・急ブレーキがかかり集中が切れたりします。

好調を意識しすぎると、それに振り回されてしまうんですね~。

好調の時でも、不調の時でも・・・自分をSurrenderする。

結局どちらでも、上手く肩の力を抜いて、コントロールを手放して、身を任せる。

 

何に身を任せる???という部分は、なかなか説明が難しい。

神にとか言っちゃうと、ちょっと眉唾なスピリチュアル系に聞こえちゃうし、

成り行きにと言うと、なんかやっつけ仕事みたいな雑な感じに聞こえるし、

流れ・・・?みたいなものです。

大きな川の流れの方向性に自分をチューニングして同調しながら楽しむ。

 

最近は右背中の痛みや仙腸関節のビリビリもあり、練習は低空飛行ですよ。

カポもしばらくやっていません・・・。

ほぼプライマリー。

でも、楽しいですよ。

・・・少し自分をSurrender出来るようになったのかもしれません。

成長してんじゃ~ん (^ム^)

 

プライマリーもまだまだ伸びしろが沢山ありますからね・・・。

(言い換えれば、出来てないポイントだらけです)

 

不調な時は流されまいと必死に逆走しようとしても、もう中年オバさんの体力では無理っす・・・。

流れが緩やかなところに漂着して、そこでまた1から始める楽しさの方が魅力的。

 

好調な時は自分でロールを漕いで流れよりも早く進もうとしても、、、逆に止まれないかも。

滝に勢いよくダイブしそうです。

 

ゴルフの優勝決定パット

野球のノーヒットノーランの最後の1球

サッカーのペナルティーキック(PK)

 

どれも、力を抜く事が大切らしいです。

プロですらその場で出来ないほど、欲は消すのはやっぱり難しいのですね。

いやんや、ど素人のアシュタンギーニをや。ですよ、、、。(‘ω’)