久しぶり・・・映画を見てきました。
インドの映画「RRR」
(ネタバレの内容を含みますので、、、これから見る方は、見てから読んでくださいませ!!)
最後に見たのは、、、そうだ、数年前のヨガの映画「聖なる呼吸」以来です。
たまたま情報番組で、インド映画がアメリカで大ヒットという話題を取り上げていて、とにかくインド映画ならではのド派手な演出を紹介したのですよ。
爆破シーンも、ドッカ~ン
ボリウッドダンスもノリノリ
ストーリは置いておいて(笑)壮大なエンターテイメントに仕上がっていると!!
3時間と長い映画とのいことですが、口コミでも最後まで目が離せない面白さ(いろんな意味で!)という評判。
しかも近所の映画館で絶賛上映中ってことで、、、これは神様が“楽しんできなさい”と言っているに違いない ('ω')。
ボリウッド映画は初めてです。
インドの映画・・・インドが舞台となったヨガのドキュメンタリー映画などは見ましたが、勧善懲悪&ノリノリでド派手・・・というボリウッドは、噂では知るものの、実際に見たことはありませんでした。
最近は映画も、、、なんだかピンとくるものがなく、ず~っと遠ざかってるし。
(海外旅行のフライトで機内サービスで見る程度)
たまたま水曜日に有休をもらえたので、iMAXで堪能してみましたよ。
あんまりネタバレしてしまっては行けないので、細かいことまでは書きませんが、、、ほんと、これ、お値打ちの傑作映画でした。
私は見終わった後、そのまま夜まで高揚感を引きずってました (‘ω’)
戦闘シーンはスケールも圧巻の一言。
まぁ・・・冷静に考えれば、「んなワケないだろ!」と思うのですが、ストーリーに入り込んじゃうので、最後までドキドキ&ハラハラ。
なにせ、、、最初から1対何千人の大乱闘ですからね(笑)。
そしてケガをしてもボコボコにされても、次の瞬間には超人的な戦闘力で敵をバタバタとやっつけていくし。
ヒーローは絶対的なヒーローなのです。
そして、、、日本人とはやっぱり好みが違うのか(苦笑)、ヒーローはガチなマッチョでお顔もかなりの濃さで、お髭さん。
とにかく、、、濃い 笑。 見慣れてくると・・・段々ハンサムに見えてしまうマジック。
ガタイがとにかく良い・・・これは細マッチョ上等の日本では考えられないゴリゴリ感ですよ。
ダンスシーンも倍速動画並みの速さのテンポでその後ずっと頭でリフレインするような中毒性がハンパないです。
ヨガ的にみつめると、体幹の強さは半端ないですよ、、、手足は激しく動かしても全く体幹はブレず。
↑ちょっとした切り取り動画がYoutubeにアップされているので・・・ご堪能あれ♪
文化的な背景として面白かったのは、傷の手当は葉っぱをすりつぶして患部に塗って布で巻くだけ・・・アーユルヴェーダ的な治療なのかしら。
ま、ヒーローだから、毒蛇に噛まれてすぐ死ぬような重篤な場面も、石炭を焼いた水(←?)を飲ませたら解毒して、すぐ元気になってバッキバキの身体に戻ってるし(笑)
骨折どころじゃない足のケガも、その場で木の葉をすりつぶして手当したら、あっという間に回復してバッキバキ。
それから、やっぱり英国はインドにとっては侵略者なんだなぁ~と。
植民地時代のインドが舞台で、英国人が相当悪いキャラで設定されてました。
(で、屋敷を攻撃する時はトラックで運んできた猛獣を解き放ち、英兵やお役人達を襲うという、、、インド的な攻撃方法?←虎や豹がわ~っと出て来て、、、、ちょっと笑った)
そして最後は、ヒーローが戦いの途中でシバ神の化身みたいになって(途中どこでそのコスチュームを手に入れた?)
弓矢で鉄砲部隊を打破し(ありえん)
たった二人で、英国総統府を壊滅してました(もうヤバい)
3時間あっという間の展開の速さと、詰め込みストーリーと、派手なアクションで、最後まで見てる私も目がバキバキ(笑)
途中、、、何度かヨーガ哲学的な言葉や、挿入歌の歌詞が出て来て、、、おぉっって。
「結果を求めて行為を行うのではない」みたいな、、、ハリウッドではなかなか無いセリフですよね。
最後はもちろんハッピーエンドなのですが、ちゃんと収まった感が水戸黄門的な安心感。
見終わった後は、、、3時間座り続けてお尻が硬くなった事すら忘れて、壮大な映画に圧倒され続けて脳がバグった感。
帰りの自転車で、事故を起こさないように、、、自分をセーブする必要があるくらいな高揚感に包まれました。
いや、ほんと、お時間がある人は是非見て欲しいです。
インド映画を見た事がなかったのですが、これは評価も高く、何も考えずに楽しめるエンターテインメントの1本だと思います。
久しぶりに見た映画が、これで良かった・・・。
本当にそう思えるおススメな映画ですよ♡