『ビルマの竪琴』ですよ。
(「水島ぁ~、日本へ帰ろう~!」っていうセリフ。ピンと来た貴方は昭和人!)
ANA直行便があるんですね。
しかしながら、未だに近くて遠い国。
Another Worldな国でした。2つに分けて旅行記を書きます。
今回は4泊6日(帰国便が夜便で機内泊)のバガン—>インレー湖--->カックーの旅。
まずは、簡単に今回の仏教遺跡巡りのポイントを・・・。
ミャンマーにはパヤーやパゴダと呼ばれる仏塔があります。
日本や中国のお寺より、インドあたりの寺院に近い感じのレンガや石造りの建物で、ごちゃごちゃとデコレーションされてます。
その中には仏像があります。
パゴダとなると東西南北の四方にそれぞれ配置されており、荘厳な感じ。
ミャンマーは敬虔な仏教徒が多い国です。そして仏像は全部お釈迦様。
(日本は〇〇菩薩とか、△△観音とかありますけど、ミャンマーはぜ~んぶお釈迦さまです)
敷地内は裸足です。(下駄箱があったりします)
様々な部族が存在し、言葉が違う民族もいたりします。
なんとなく上手くバランスを保ちながら、静かに暮らしているような印象でした。
1日目はヤンゴン空港到着が夕方。
最近建設された空港はキレイで、日本の空港とあまり変わりないくらい。
しかし、空港出たらそこは夏の気候。あ、、暑い。
ヤンゴンはあまり見るものないかなぁ~って事で、ピンポイントで「シュエンダゴン・パゴタ」へ。
国で一番大きな規模で、どこもパゴダ&パヤーだらけ・・・。もう敷地内建てる所ないくらい。
人も多く集まります。
皆さん真剣にお参りしているのですよ。
そこを物見遊山でブラブラしてて少し申し訳ないような・・・。
圧巻の一言です。
日本で寺院と言いうと木造で侘び寂(わびさび)の世界ですが、こちらはゴールドで金ぴか。
金キラ加減もハンパないですが、規模も数も仏像の数もスゴイです。
(お金を払って、仏像に小さな金箔を貼れる所もありました)
初日から圧倒されたまま、翌日バガン遺跡へ。
ここからは現地ツアー専門、サラトラベルさんの個人ツアーを申し込んでいますので、楽ちん。
バガン遺跡とは、バガン王朝(11-13世紀)の頃の仏教遺跡です。
地震や風化で当初の半分の2000個程度になったそうです。
ほんと、道を走れば遺跡がどこにでもあるような・・・一種のテーマパークの雰囲気(←コラ)。
美しいレンガ建築、中に入れば大きな仏像、壁には美しい壁画が残っているパゴダもあり、見所満載です。
ガイドさんの説明付きの方が断然面白いし、理解が深まります。オススメ。
年代によっても仏像の顔が違ったり、一つ一つ表情や顔つきが違うので面白いですよ。
一番有名なのは「アーナンダ寺院」、漆喰で白く蘇り、外見からカッチョエエです。
中の立位のお釈迦様の像は最大の大きさだそうで、みんな見上げてました。
これは来た価値アリですよ。
パゴダには色々な装飾が施され、神様・花や動物などの彫刻が残っているパゴダもあり、昔の王朝時代に思いを馳せます。
私が見たのは
ジュエンジーゴンパヤー
ティーローミンロー寺院
タビニュ寺院
ダマヤンジー寺院
スラマニ寺院
等々・・・数え切れません(笑)。オールドバガン満喫です。
バガン初日はエヤーワディ川の小さなボート貸し切りで夕日鑑賞。
翌日はビューイングワワーで夕日鑑賞。こちらはオールドバガンを望む美しい夕暮れでした。
いやぁ~遺跡には夕暮れが似合いますね♪
食事は現地のガイドさんが連れて行ってくれたのですが、完全に観光客向けの英語メニューの揃ったキレイなレストランでした。
それでも一人600円くらい。(現地の人の食堂だと100円程度だったりします)
現地の人と観光客との住み分けがされ、アイカタさんが現地のマーケットで食べたい!と言ったらガイドさんが心配してました(笑)。
結構おいしかったけどね。
ターメリックなどを使って見た目はスパイシーっぽい・・・でも味はまろやか。日本人でも食べやすかったですよ。
さてさて、旅は後半へ。(つづく!)