将棋の藤井総太棋聖、すごいですね。
17歳で、大人の世界。(←いや、変な意味とかじゃないですよ 笑)
自分が17歳の頃を振り返ると、、、、お恥ずかしい ( ;∀;)
藤井棋聖の凄いところは、あれだけの天才なのに、謙虚。
どんなインタビューにも真摯で、丁寧。
最近のプロスポーツ選手の変にメディア慣れした姿、上手く切り返そうとしたり、ヘラヘラ媚びたような態度にムズムズする私には、彼のメディアに対する距離感が心地よいのですよ。
ビックマウスもおチャラケもなし、将棋盤の前に座っているままの朴訥とした感じが良いんですね。
そして、精神的な成熟さは、将棋や棋士に対する姿勢にも表れています。
相手を敬い、道具を敬い、将棋への愛を感じます。
TVで、相手よりも将棋盤よりも低く一礼をする姿を目にしました。
勝った直後ですよ。
所作の美しさは、対象への敬意。
相手の棋士、将棋盤、その場の全てのモノに対する敬意。
・・・17歳で、ですよ!!
所作がうるさかった相撲界も、最近は厳しくなくなりましたね。
〇〇道という精神論よりも、強ければ良い、勝てば良い・・・プロの勝負の世界なので、確かに一理ありますけどね。
住んでいるのが下町で、相撲部屋があったりします。
もう引退してますが、豊真将という力士さんがおりました。
名前聞いても「?」な感じですよね。はいはい・・・私もそうでした。
でも、彼の引退する時に、相撲評論家やファンから「相撲界で所作が一番美しい力士」と言われていました。
勝っても負けても、取組後に深々と頭を下げて礼をする。
一つ一つの所作が丁寧で美しい。
かっこよくないですか??
大関や横綱にはなれなかったけど、そういう人が一番相撲に愛と敬意を持っているんじゃないかな~。
そんな美しい姿は見ている私たちの心さえキレイにしてくれるよう。
将棋でも相撲でも・・・勝負師というより、武士ですな (*’▽’)
自分の話に戻りますが・・・スタジオIN/OUTで、私も含め一礼をする人が結構います。
気持ちの切り替えができます。練習へのレスペクト♡
マットもキレイに丸めて各自の場所へ収納されています。グチャグチャなマットとか見た事無いし。
(私はウェットシートとマットスプレーが、ラックのスペースでゴロゴロしてます 苦笑。←どうにかしたい)
アシュタンギ・アシュタンギーニってさ、やっぱりちょっと武士なんじゃないか ? (*’▽’)
スピリット的なものを共通して持っているような気がします。
だからこそ美しい作法や所作の奥にある、真摯さを見るんじゃないかしら。
そして溢れる空気は凛として、清々しい♪ (私もそれを浴びてます♡)
所作が美しいとか言われてみたいな~ (‘ω’) ガサツだからなぁ~・・・とほほ。