ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

A1でもA2でも

最近「お腹を壊しにくい牛乳」としてA2牛乳が話題になっているそうです。

 

ちなみにA1とA2とは、牛乳の種類のようです。

牛さんの持つ遺伝子による、牛乳の成分の違いのようです。

 

ざっくりな説明となりますが、

A1は日本で多く流通している牛乳で、ホルスタイン牛さんからのミルク

A2はジャージー牛や原種に近い牛さんからのミルク(人間の母乳に近いのはコチラ)

 

牛乳を飲むとお腹を壊しやすい人、、、結構いると思います。

うちのアイカタさんもそんな人です。

 

それは主に日本で流通しているA1タイプのミルクが、自分の体質に合っていないから・・・と言われているそうです。

A2はそれに比べて母乳に近いので「お腹を壊しにくい牛乳」として、最近脚光を浴びているようです。

 

まだ流通も少ないのでA2はお高め。

なんかこっちの方が美味しいのかな?なんて、お値段で惑わされがちですが・・・。

良し悪しの話ではなく、体質に合うか合わないか・・・ということらしいです。

 

胃腸が強いワタシは、A1でも全くゴロゴロせず、一気飲みしても全く問題なく美味しく頂けます (*’▽’)

 

ギー(インドなどで牛乳などを煮詰めて作るバターオイル)なども、A2から作られる商品がインドではジワリと人気が出てきているそうです。

それはお腹を壊しにくいという理由ではなさそうです。

原種に近い牛の種類で、昔ながらの放牧で育てられた牛からのミルクは、よりアーユルベーダの教えに沿ったものである・・・と思われているようです。

 

人間の都合で品種改良を重ね、狭い牛舎に閉じ込め&栄養過多にして搾取したホルスタインからの牛乳(A1)は、本来の教えの通りの成分ではないのではないか?

原種に近い牛を、昔ながらの放牧と牧草で飼育した牛からの牛乳(A2)の方が、アーユルベーダの教えが確立された当時の牛乳の成分に近いはずだ。

 

アーユルベーダの国ですからね。

こちらは・・・科学的根拠というより、昔からの教えに沿った考えのようですねー。

生活そのものが生命と繋がっているのですから、やっぱりストレスを与えられたものより、純粋なものが尊ばれるのは然りと思われます。

 

どれだけ違いがあるのか、、、科学的な数値は無いかもしれないですけど、、、ね。

 

ま、確かに・・・人間(アタイ)もストレス一杯だったり暴飲暴食が続くと、タマス全開。

動作は緩慢、感情的になったり、お通じが乱れたりと・・・自律神経のバランスがおかしくなりますしね。

ラクティスを絶好調で終えた後のスッキリした自分とは・・・まるで別人(苦笑)。

どっちも私なんだけど、ね。

 

私がアマゾンで良く買うギーは「グラスフェッド・ギー」といって、放牧された牧場で天然の牧草だけを食べて育った牛さんから作られているそうです。

カルディでも売ってます。

比較的入手がしやすく、程よい柔らかさで使いやすいので、「完全無欠コーヒー(バター・コーヒー)」に愛用しています。

が、A1かA2かは分かりません(笑)

そして、ヨーロッパ原産なので、アーユルベーダに使われるかも・・・分かりませんが、美味しいですよ。

 

放牧していても、牛舎で飼育していても、酪農家さんの牛さんへの愛はどちらも変わらず深いと思います。

もちろん、放牧する広大な土地とそれを賄える資金があれば・・・それが良いのでしょうけど、世界中の酪農事情は難しいですよね。

日本でも一時期牛乳が余って廃棄するなんて悲しいニュースもありましたね。

わたし、当時はガンガン飲みましたよ (‘ω’)

 

成分が、とか・・・良し悪しが、、、というより、与えられたものをありがたく全部頂く、、、方が良いのだろうな・・・なんて思っています。

もちろん普通のA1牛乳でお腹がゴロゴロしてしまう人でも、牛乳を飲みたい人はA2で良いですし。

どっちでも良い私のようなタイプは、無駄に廃棄したり残したりしない程度の量を購入し、美味しく頂く・・・に限る(笑)。

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それをアッチは悪だ、コッチは正しいとか善悪で考えてしまうと争いになりますからね、、、

ヨギーの平和主義でお互いが、それぞれ出来る事を日々精進するという事で良いのだろうな~などと思っています。