大阪でのTattvaシャラでの週末弾丸アシュタンガ修行。
マイソール以外のWS等について触れたいと思います。
WS:アシュタンガに不可欠な呼吸法
東京で呼吸法のWSってあまり無いですよね。人気無いのかな・・・。
ハンドスタンド、ジャンプバック/スルー等、テクニックのWSは超人気なのに。
オーナーのベロニク先生は、そういうWSは嫌いだから開かないと言ってました 笑。
プラクティスは、そういう事じゃないって言いたいのだと思う。
信念を感じます・・・かっこいいね。(女性だけど)
呼吸に関してはテクニックではなく、すべてのアーサナに通じる基本。
だからこそAndrew先生を招いて開催したのだそうです。
そんなスピリットを共有する生徒さん達で満員でした。
Andrew先生は、わかりやすく呼吸のあるべき姿を見せてくれました。
アシュタンガのアーサナを行うのに大切なのは、しっかりウディアナ(とムーラバンダ)を使って、胸をやや引き上げ、ろっ骨を横に広げるような呼吸。
オイルを垂らすような静かな呼吸で、一定の量を吐く/吸う事。
明らかに違いの分かるアーサナもありました!早速練習に取り入れてます。
まだまだ先生の様にスムーズに肋骨が動きません。
バンダもどのくらい締めておくべきか・・・(意識しすぎると腰に違和感が出ます)
これらも練習していくうちに分かってくる事なのでしょうね~。
1日目にWSがあったので、2日目のマイソールでは確認しながらプラクティス。
そのせいか、あまりバタバタせず、落ち着いて最後まで出来ました。
呼吸で動くと言う意味がちょっと気づけた気がします。(まだ出来てはないけど)
2日のマイソールの前はチャンティングのクラス。
ファイルを渡されて、先生に続いていくつかのマントラをチャントしました。
今まで伺ったスタジオでは初めて。
(インドのシャラート師のマイソールでは定例みたいです)
聞いたことあるけど分からなかった、大好きなマントラがあったので嬉しかった~!
カンファレンスにも参加させてもらいました。
アーサナで力んでいる人は、きっと人生でもどっか変に力が入っているはず・・・と。
当たっている気がする(笑)
また、ダルマについての説明やスートラにおけるアサナの説明などに触れていました。
Andrew先生のヨガに対する造詣の深さを感じました。
そして、最後はClosingのPuja(プージャ)、神様への礼拝。
飾ってあるHanumanに対してのPujaでした。これも初めての体験。
Andrew先生がずっとマントラを唱えながら、儀式の順序にそって花を飾り、衣装を付け替え、お供えをみんなで分かち合いました。
チャンティングとプージャは、インドの大切な部分に触れた(と言っても髪の毛一本くらい?)の貴重な体験でした。
インドの神やヒンドゥー教を信仰してるワケでもなく(仏教徒でもないけど)、本当の意味で理解した事にはならないと思いますが、練習は体のだけ行うものではなく、練習にDedicateする事は尊く、美しいものだと感じさせてくれました。
そういう気持ちでプラクティスを続けるのと、テクニックばかり増えるプラクティスでは、自ずと練習に対する姿勢や性質が異なり、大きな差が出てくるだろうな~。
こういう骨太なシャラが東京にもあったらな~。
(まだ出会ってないだけなのかな・・・)
キャッチーな部分に踊らされない、本質をとらえたプラクティス・・・憧れます。
(とはいえ、体を上手く使えるようになれるWS、やっぱり気になるけど。)
こういう経験が出来ただけでも貴重で、常にそのカケラを持ち続けて東京で頑張りたいと思いました。