甲子園、盛り上がってますね。
高校球児が最後まで懸命に白球を追う姿は心打たれます。
余談ですが、根性や気合ではどうにもならない酷暑、甲子園もドームにしちゃうとか。
観客もその方が楽ですよね。えへへ。
話が逸れました。
過去の甲子園の名場面を取り上げるTV番組で、心に残る話がありました。
今はメジャーで活躍する菊池雄星投手が、まだ花巻東高校時代の甲子園出場の話。
日本一を目指し取り組んだのが、試合でグランドに立つまでの行動の見直し。
例えば
-練習で球拾いやグランド整備等の雑用も、全力で真剣に取り組む
-ボールやバットなどは丁寧に磨き、部室も整理整頓を貫く
-移動時は、常に心に余裕を持てるように時間前行動
岩手でも強豪校の花巻東、既に強い身体と身体能力、卓越した技術を持ち合わせた選手たち。
フィジカルは既に整っている。だからこその改革。
1回表の試合開始前に0回という、目には見えない試合が始まっていると。
一つ一つグランドに立つまでの過程を大切にする。
心(メンタル)・精神(スピリット)を整えるという着眼点がスゴイ。
そして、見事に快進撃で準優勝。
その取り組みは、スポーツとしての野球というより「野球道」。
本当に野球が好きじゃないとできない。愛ですね、愛。
ヨガも一緒です。
マットの上でアーサナをするなんて、ヨーガ全体としては小さな部分。
(あえてヨーガとしてみました。哲学や教養、全てを含んだヨガです)
-マットはいつも清潔に。
(汗まみれで放置したり、水拭きで乾かさないと、カビや汗クサくなる)
--練習する場所はいつも整理整頓して、キレイに保つ
(部屋の汚れは心の汚れ。気も散ります)
-朝錬の準備は前の晩に。電車も少し余裕をもって駅に着く
(寝坊してバタバタした日の朝錬は、めちゃくちゃですよ・・・)
そういうマットに立つ前の心の準備が、サットヴァな心を導きます。
マントラを唱える時は、心も体も整った状態が望ましい。
・・・ですよねぇ。現実はトホホな事も多いですけど。
愛はあるんだけどなぁ~。
焦って心がザワザワしたままマットに立つと、集中力も欠け、マインドがバラバラ。
身体の緊張がうまく取れず、呼吸も荒くエゴが出る。
前日に食べ過ぎた胃腸のままマットに立つと、身体も重く、心の言い訳が増えていく。
ため息が増えて、ダラダラとアーサナをこなすだけになる。
マットに立つ前からプラクティスは始まっているのですよ!
ちゃんと出来たら、もうちょいマシな練習が詰めただろうに・・反省(苦笑)。