ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

まずは自分の周りを幸せに

人の幸せのために自分を捧げる人がいる・・・・。

先日襲撃されて惜しくも命を落としたアフタにスタンの医師、中村 哲さん。

またその前はスーパーボランティアとして活躍している尾畑 治夫さん。

報道されていないだけで、沢山の方が自己犠牲のもと、人々の幸せのために汗水流して活躍していらっしゃる。

 

自分の今の環境やこれまでの人生と比べると、なんと壮大な慈悲深さ。

お金や名誉の為ではなく、ただその人たちの事を想って、最大限の助力をする。

見知らぬ人々のために。

お世話になったわけでもなく、貸し借りがあるわけでもない。

ただ、ただ、脱帽と尊敬です。

 

私もそういう人になりたりな~・・・と漠然と思います。

しかしながら・・・ちっちゃい人間なんで、そこまで出来ないのが現実です。

 

自分のキャパと寛容性を客観的にみて、彼らの様になる事はかなり難しい。

でも、何かしないと・・・。

 

もちろん募金があれば、少ない額ですが協力してます。

被災地等で取れた物産は、あれば積極的に買うようにしています。

でも、それで人を救うという直接的な実感が沸かないのも率直な感想です。

 

そこで、小さいな円から始める事にしました。

まずは自分の周りの人を幸せにすること。

一人暮らしの母親、一緒に暮らすアイカタさん、いつも朝練で会う皆さん、行きつけの八百屋さん、お世話になっている美容院、一緒に仕事をする会社の仲間・・・。

実は沢山の人々に囲まれて暮らしています。

まず、その人達に“大好き”と“ありがとう”を伝えよう。

・・・と言っても、急に「好きです、ありがとう」なんて、キモいでしょ(笑)。

私でも軽く引くわ。

 

だから、それを伝える行動を取ろうと思って。

 

一人暮らしの母には以前より頻繁に電話したり、会いに行って話相手になるようにしました。

イカタさんには、一緒に出掛ける時間を作ったり、“気にかけてます”って言うさりげない言葉をかけたり。

いつもお世話になっている顔を合わせる皆さんには、なるべく笑顔で一言二言付け加えて挨拶したり。

 

その人を“大切にしています”っていうサイン。

 

こちらからサインを送ると、ちゃんと返ってくるんです。

やっぱり相手が嬉しそうな反応をしてくれると、私も嬉しくなります。

話すきっかけが生まれて、ちょっとした世間話をしただけでも少し距離が近づきます。

笑顔や、ありがとうという言葉で、相手も笑顔を返してくれます。

 

募金のような一方通行な行為よりも、その場で人とのつながりを感じる、生身の幸せのキャッチボール。

大げさになり過ぎない、陽だまりの様な温かいやりとり。

そして遠赤外線のように、自分の心の奥にも優しい光を灯します。

 

私にはニュースになるような大きな事は何一つできないけど、小さな小さな日々の幸せを分かち合う事はできるんですね。

きっと、そういう方が自分らしいのではないかしら、と思ってます。

 

そんな時に、またタイムリーに出会ったお寺の言葉。

真心を込めて接すると 見落としに気づかされる。

 

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真心、あ~なんて良い言葉♪♪