母がスマホ機種変。
3年前に初めてスマホを手にしてから、試行錯誤。
とうとうケースはボロっボロ、おまけにレンズのガラスが破損。
買い替える事にしました。
当時、3年前に初めてのスマホにウキウキした母は、私の簡単スマホへの勧めを蹴って、見た目スタイリッシュなGalaxyの当時の最新機種にしたんだったなぁ~・・・。
結局今でも上手く使いこなせず、写真は30枚とか連写(強くタッチしすぎ)や、通知が消せない(スワイプするだけ)、タッチが反応しない(強く押しすぎ)・・・本人も色々苦労したようで、「次は簡単スマホにするよぉ~・・・(´;ω;`)ウッ… 」と。
そして、今回はちゃんと(笑)、シニア用の簡単スマホへ。
字が大きい、操作も簡素化、母も前回よりすんなり使いこなせてるみたい。
Basio3 (キョーセラさんの機種)
旧型iphoneと一緒で、ホームボタンがあり、いつでも押せばトップ画面に戻る(笑)。
時計やアプリの字も大きく見やすいので、いちいち眼鏡掛けていた母も大喜び。
まぁ~機種変の手続きの煩雑さは相変わらず(3時間もかかったヨ。)
家に帰って、初期設定からのアプリの順番入れ替え、音量や着信音などの細かい部分は私が設定。
設定したものもを、一応母に伝え、電話の出方、掛け方、LINE等おさらいしました。
すると、結構すんなり電話も出れるようになり、前回の“ダメだこりゃ”感がなく。
「なるほどね、このボタンね」「はいはい、あ~分かった」と理解が早い。
簡単スマホだからか?と思ったけど、きっと3年間の間に基礎的な仕組みや操作を理解してたからね。
ホームボタンって言葉すら知らなかったんだから・・・。
それが最初から「あ、この家のボタンを押せば戻るのね」なんて、ためらいもなくポチっと出来る。
スワイプも出来なかった人が・・・3年でなんと上達していたことか。
分からないなりに頑張って、初代のスマホで基礎の操作だけは覚えたのが土台となり、2代目のスマホはスイスイ。
土台があったから、早い理解、アッパレ76歳。
さすがに電話、写真(動画)、LINEと、たまにYahooニュースくらいですが、立派なスマホユーザーですよ。
万歩計が初期画面に入ってて、喜んでるのが可愛らしい。
そう、土台がしっかり築かれていると、その上に物を立てるのは容易い。
土台がフワフワしていたら、その先にいくら進もうとしたって、キケン。結局お手上げ。
如何に土台となるものが大切か、ドキリとしました。
これはヨガにも通じます。
基本的な身体の使い方、自分の限界を知らずに、見よう見まねでやろうとするとケガへつながります。
高度なアクロバティックなアーサナは尚更です。
脚の使い方、背中や腰の柔軟性、バンダや呼吸が出来てないとキケンです。
だからアシュタンガは先生が生徒のレベルと見極めて、アーサナが進んでいくんだな。
太陽礼拝一つとっても、毎日基本に立ち返って行う事で、更なる発見や気づきが生まれてきます。
それがまた一つ糧となり、理解が深まり、しっかりした動きにつながってきます。
日々地に足を着いた練習が出来てない人は、なんかフワフワ感じで、見る人が見たら分かっちゃうのかも・・・。( ゚Д゚)
「私スゴイから見て、身体柔らかいの、見て!」っていうエゴが出てくる人も・・・分かるかも。
太陽礼拝には基本の動き全てが含まれているそうです。
だから時間が無ければそれだけ練習でも良いのだそう。
自分の太陽礼拝は、どうかしら・・ヘナチョコだったら凹むわ~。こんな毎朝やってんのにね。
スマホと一緒で、太陽礼拝がしっかりできるようになると、他のアーサナも自ずと正しいアライメントで深く呼吸が出来るようになるのでしょう。
まだまだだな・・・。
母もまだまだスマホは未知な世界、私と一緒にもうちょっと頑張ってもらおう。
せめて、写真撮る時に連写だけはしないよう、タッチのタイミングと力加減は知って欲しいな~。
初めて見た100枚連写・・・どんだけ力込めたんだ!?
母&スマホ、私&アシュタンガも、それなりにお互いに出来た風に装ってるけど、本当はまだまだなんだよね。
どっこいどっこい。