ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

不安定な言葉

久しぶりにフワフワしたヨガのクラスになってしもた (´・ω・`) 。

いや、自分だけがフワフワしていたのかも・・・。

 

代行で入ったクラス、 他のスタジオでも前例も経験もないようなプログラム。

若いご夫婦で参加 + 1歳2か月までのベビーを横に置いてのクラス。

1組だけの参加でプライベートクラスとなり、 お互いに初めましての状態。

ダンナ初ヨガ、奥様ホット大好き、ベビー・・・ぐずる、、、 の中で何をするのか?

正解がないクラス (←なんだソレ? 笑)

 

お金が発生している以上はプロとして、 それを前面に出さないようにするのが精一杯。

どの言葉かけが正解なのか? 

途中ぐずったベビーをあやす間はクラスを中断して良いのか?

あやしながらアーサナしてるけど、大丈夫か??

強度はダンナの初ヨガレベル? ヨガしたいオーラ全開の奥様は物足りないんじゃない?

マジ、“探り探りってこういう事だなぁ~” と自分を冷静に観察するくらい不思議な感覚で終えました。

正直、今でもモヤモヤ・・・。

 

そういう時の言葉の力の弱さよ・・・トホホ。

実体験もなく、初めてのパターン、〇〇 だろうという想像のみで発する言葉は、弱い。

口から出たら、 そのまま空までフワフワ上っていきそうなくらい安定感がない。

「良いんですよぉ~」「じゃ~、 ベビちゃん抱っこしたままで行きましょう」 

自分がそれが正解か分からないで言ってんだからね・・・。

よく見たら瞳の奥が泳いでたかもよ(笑)。

 

終わってみたら、 普段の倍くらい頭が疲れ切った自分がおりました・・・ 修行が足りんのです。

 

逆に言えば、 普段のクラスは自分の実体験から出てくる言葉なので、 強めで安定。

身体の使い方や、ケガしている部分への意識の向け方など、 今まで通って来た道で拾ったものがあるからね。

今回のクラスで、経験することの大切さを身に染みて感じました・ ・・・。

 

不器用な私が四苦八苦してアシュタンガをプラクティスするのも、 進歩はないけど身体の学びは人の倍くらい貯金あるからね~。

私の先生達の言葉が力強く、すっと入ってきやすいのは、 沢山経験した中から出てくる言葉だからだよね。

やっぱ先生ってすごいな Σ(・□・;)

 

言葉の重みは、無意識のうちに声のトーンにも。

自信がない、良く分からない時は、 早口でトーンも高めな気がします。

経験から出てくる言葉は、相手からの「そうそう」「お~!」 という反応があります。

上滑りの言葉は、聞いててもスルーしちゃう時あるよね~(苦笑) 。

腹をくくって、決めて出た言葉は、音がどっしり座ってる。 人が耳を傾けてくれる。

 

今回のクラスで色々学ばせてもらいました。

次回代行を頼まれたら、今回の経験を活かし、 ちょっと言葉に重みが出てくるかもね。

それが学びとなってくるんだよね。

良い勉強をしたと思って、また進もう。

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(思わず笑ってしまったネットの写真を拝借、分かる、分かる!)