ジャパニーズOMOTENASHI、スバラしいですねぇ~!!
最近日本の心遣いの代名詞「おもてなし」が海外から称賛されています。
文化を褒められて嬉しいですね。
相手を気遣う文化。これは大切にしたいですね。
それが行き過ぎてマニュアルになって、押し付けるようになると・・・スゴク心地が悪い気がするんですよね・・・。
私は美容院では沈黙派です。
出来れば雑誌でも見てるから、静かに放っておいて欲しいです。
若い頃はキバって(笑)、表参道の美容院に通っていました。
カウンセリング前/後、シャンプー、待ち時間と、全部違うインターンの若者達が「今日はこれからお出かけですか?」「お買い物ですか?」「週末休みなんですか」・・・まるで壊れたラジオの様に4人とも同じ順番で同じ言葉を発して絶句しました・・・。
思わず「あっちの彼に全部答えたから、そっちに聞いてくれる?」と言いそうになりました(←鬼)。
実は、「シーっ」(手に人差し指を当てて)とやったことはあります(やっぱりドイヒーなヤツです)
それからは、自分で文庫本持って行って、話しかけるなオーラを出してたのに、その上から「聞いてます?」とか言うヤツ(←コラ)もいて、さすがに3回でお店変えました。
店長さんの腕は良かっただけに残念。
そうなんです、、、マニュアルになった“おもてなし”って、おもてなしじゃないです。
美容院では話したい女子が多いと聞きます。
美容師さんも会話の中からヘアスタイルの提案をしやすくなったり。
でもね、私みたいに「お願いだから静かにしてて、放っておいて」っていう人も少なくないのですよ。
ネイルもサロンだと1時間は対面で過ごすのです。超面倒臭くなってセルフにしました。
変に絡んでくるレストランの店員さんより、ファミレスで淡々とオーダーを受けてくれる態度に安心します。
書いてて思ったんだけど・・・私、人嫌い?? 苦笑。
おもてなしって、相手によって変わるもです。
何でもかんでも恭しく丁寧にやればいいってもんじゃない。
逆にアッサリ、サッパリが嬉しい時があります。
急いでいるのにバカ丁寧に&仰々しくされて、心が狭くなってしまう事もしばし(すみません、、、修行が足りないもんで)。
ヨガスタジオでも、そのあたりの微妙な距離感があります。
某ヨガ大手のスタジオでは、イントラさんは生徒さん達からの評価が給料査定に反映されるので、みんなロビー活動とかするらしいです。
少しでも評価が上がるよう、生徒さんに声をかけて、仲良くなって、気に入られるように。
しかも妬みがでないように平等に。
ま、まじか・・・。大変だな~・・・
教えるだけじゃなくて、社交術も必要なのね。
アシュタンガの、割とサッパリした気を遣わない感が私は大好きです。
「どうでしたかぁ~?楽しかったですか~?」なんて先生から気を遣ってフォローされる事もないし、クラス前後で先生と仲良しグループする必要もないですし、お互いが個々に向き合い、それぞれ大人の距離感なので、気疲れせずに続けられます。
お・も・て・な・し、しないのが「おもてなし」。
そりゃそうだ。
ヨガの教えを請いに来てんだから、お客様じゃないのよ。
「お金払ってんだから、生徒さんの不満がないように」的な関係性じゃないのです。
その分、先生は“教え”に全力を注いでくれる。
ヨガに対して何を求めるか?という土台が違うからなのかな。
アシュタンガじゃなかったら、こんなに一つのスタジオに通い続けらなかったかもな・・・。
あ~、やっぱり私は「おもてなし、しないが、おもてなし」のアシュタンガが好きなんだ。
空気感も関係性も全部含めて、心地よい♡