ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

逆にエコ

ミャンマーの地方都市で買い物をした時・・・「袋要りますか?」 と言われ、新聞紙の手作りバックが出てきました。

新聞紙を折りたたみ、端をホチキス止めしたもの。

でもさ、なんかオシャレ 笑。

 

首長族のお店でスカーフを買った時も、 買ったものは小さな手作り巾着の中に入れて渡してくれました。

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巾着も一緒にお土産でもらった気分。

 

これ、日本だったら、 当たり前のようにビニール袋が登場する場面。

スーパーでも、コンビニでも、袋と言えばプラスチック・バック。

 

海の生物を守ろうなんて、結構大きな声で言ってるけど、 結局プラスチック・バック。

私も普段はマイバックを持ってますが、 コンビニにフラっと立ち寄った時には、 当たり前のようにプラクチック・ バックに入れられた商品をもらって帰ります。

しかも商品もキレイにビニール包装だし。

環境破壊だと言われてても、 やはり便利なビニールが無ければ生活は成り立たない・・・IN JAPAN。

 

自分の日々の生活を見返すと、プラが無い生活は・・・ほぼ無い。

ちょっと見直す事は出来ないかな? とミャンマーのバックを見て思い始めました。

 

我々だって、祖母ぐらいの昭和初期の頃は、 まだ新聞紙に包んだり、 風呂敷なんかが主流だったんじゃないかな?

ビニール袋使ってなかったし、 プラ製品だってそんなになかったはず。

海辺でビニールの袋がプカプカ浮いて汚い、 なんて事もなかったし、 それを海洋生物が食べる事も今より少なかったんだろうなぁ~。

 

確かにミャンマーで湖の上にある水上村へ行った時も、 水路をボートで色々旅をしましたが、 ビニールなんて浮いてなかった。

彼らにとっては未だ贅沢品なのかもしれない。

 

脱プラクチック・バックの動きは確かにあります。 そういうセレブのお店も都内には何店舗も。

今エコ意識が高い人向けの商品は日本では贅沢品というか、、、 逆に割高ですよね。

再生できる素材や、 使い捨てではない材料で提供されている商品や食品は、、、高い。 セレブ価格です・・・・。

包装や材料にそれだけコストがかかってしまうから。 プラ製品の方が安くて便利なんですもん。

我々にとっては、 そうやってビニールではない素材を使う方が贅沢、、、 という矛盾。

 

・・・と言って、今からミャンマーの郊外の村のような、 昔の生活に戻りましょう!っていうのも難しいし、 私が出来るとも思えない 苦笑。

なので、 せめて自分で出来る範囲で何か変えられる事がないのかな? と思い始めました。

 

あったら便利とか言って、 使い捨てスプーンやお箸をコンビニでもらってこない。

スーパーで買った食材をビニール袋に1つ1つ入れない。( ロール式のビニール、棚の上にあるって契るやつです)

 

結局ビニール袋なんて無駄にしてしまう事多いですし・・・。

「私がビニール1枚節約したところで、 世界の海洋汚染は変わらない」

、、、そうなんです、そうなんです。

実際のところ、そうなんです。

いくら我々が1枚ぐらい節約しても、 海洋に漂うプラゴミが減ってウミガメが助かる、、、 訳ではないのです。

悲しいことに・・・。

もっと大規模に世界全体で考えないとイケナイ問題なのです。

 

でも、だからやらない・・・ではなく、それでもヨギーとしては、 やるんです。

それが外側には何も変化がなくても、 やった自分の心に変化があるような気がします。

 

早速・・・ミャンマーのオシャレな新聞紙の袋をみて、 ちょっと作ってみようかしら、、、と思ったら

「あ、うち、新聞取ってないんだった」笑。

 

キレイに包装する必要のない部分は、 余った紙やチラシを折って袋にすれば良いんだよね。

エコバックだけ使っていれば、意識高いでしょ・・・ なんて今はもう遅れてますよ、奥さん!

これからは新聞紙の時代です(←ウソ)。

 

まずは自分の心を、 少しだけ自然に寄り添わせるところから始めるの、 良いと思いますよね。