ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

美しいもの?面倒くさいもの?

東京は日曜日、積雪がありましたね。

3月の終わりに、、、前日土曜は24度のやや暑く感じる陽気だったのに。

イキナリ朝から真冬に戻ってて・・・びっくりしたぁ~。

週末の外出自粛も相まって、自宅にこもっていた方も多いと思います。

 

私も出来れば引き籠り、、、したかった、が!区役所のアポがあった・・・・。

日時を予約したのは1か月前。まさか外出自粛とか雪とか想定外 (゚Д゚)

キャンセルすると、次いつ行けるか分からんし、期限過ぎちゃうとマズい。

意を決し片道30分、歩いて向かいました。

予約時間のお昼前後、雪が激しく横殴りの模様・・・トコトンついてないぜ。

 

な~んて思ってましたが、そんなタイミングに感謝したいくらい。

おかげさまで、あんなに東京の雪が美しいと感じた事は無かった。

あれ、マジご褒美だな。

 

普段は人が沢山いる公園や大通り・・・誰も居ない。

それでも木々は青々と茂り、桜は咲き、あるがままの姿を見せていましたよ。(人間サマが居ないだけで、自然はたた在るのです)

そこに雪が降る模様は、、、映画のワンシーン。歩いて通り過ぎるのさえモッタイナイ。

写真にも残したくない、今を感じていたいとしか思えなかったわ~。

そういう瞬間の美しさって、後から説明すると陳腐になるだけよね。プロの写真家じゃないんだし。

スマホカメラに触手は動かず、身動きも出来ず。

短い間でしたが、誰もいないのを良い事に、なんなら傘も閉じて、身体全体で上から降りてくる雪を受け止め自然の声を聞きました。

 

・・・あんなに美しい雪は、もう無いかもしれない。

自然とため息と涙があふれる、癒しと浄化ですよ。(誰か見てたら絶対アヤシイおばさんだったけど)

おかげで着ていたダウンも手袋もビチョでしたが、あはは、家に帰って乾かしました。

あとは家で引き籠り❤︎

 

神様がくれた、ご褒美。

泰然とした自然の強さと美しさ、空から顔に降る雪の感触、音がしない空間、誰もいない自由。

 

家の窓から見ていては感じる事の出来ない世界。

 

普段の私なら、もっとデビルですよ。

通勤を考えたら「まじ、最悪・・・電車遅れるし、道路もドロドロ」、とにかく面倒なモノとしか捉えない。

邪魔なもの、自分の行動に制限をかけるやっかいなもの。

寒いし、濡れるし、自然!?はぁ??余裕ないし、それどころじゃないっしょ。

そんなアホな事言ってないで、早よぉ歩けや、ボケ・・・だよね 苦笑。

 

雪は雪。癒しと浄化と感じるか、面倒くさいものと感じるかは、その時の自分次第。

どっちが幸せかは明確だけどね。

何が違うか?

多分・・・今が非日常だからかな。

だからこそ、感じられる世界があるんだとも思うんですよね。

普段なら通り過ぎてしまう世界、見えているのに感じない空気感。

皆さんも非日常の今だから感じられる、もしくは感じたいと思える一瞬に出会えるかもしれませんよ。

感覚を研ぎ澄ませて、一つ一つを大切に感じてください。

 

最近空を見上げる事も増えました。

空は国境もないし、全部繋がってる。誰かの物でもないし。

きっと同じように眺めている人ともつながってる。

 

大きく見上げる姿勢、、、ヨガをやってて、後屈を練習してて良かった。

大胆に胸が天に突き抜けるように見上げられますよ。笑

こんなところに使い道があったか!

 

そして、もう春だからいっか?とフライングで植えたベランダのプランターラディッシュと青梗菜。

な~んだか可愛い芽が出てきた!そして雪にも耐えてくれた。ありがとう♡

食べるまではまだまだ先だけど。

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愛おしいと思う新芽も、やっかいな雑草の新芽も、新芽は新芽なんだけどねぇ~・・・。

そこはエコヒイキして、雑草ちゃんは、エイっ(引っこ抜き)、バイバイ・・・ごめんよ。

(来世は美味しい野菜の新芽に生まれ変わって出て来いよ・・・心で祈ってます)