一人暮らしの母から元気がないの・・・と電話が来る。
そりゃそうだ。
週2であった地域の集まりが無くなり、近所のお友達とも会えず、クーラーの下で1日過ごすだけの日々。
持病あるお友達は、家族から外出や人と会う事も止められているとか。
本当は会いに行ってあげたいけど、、、、東京から来たってだけでご近所さんの眼って怖いのよ。
「ほら、あの〇〇さん家の娘さん、確か東京よね。なんか来てるの見かけたのよ~。ご近所み~んな家族に来るなって言って気を付けてるのにね~、感染したらどうするんでしょうね~」← 大体そんな感じになりますよね、地方って。
今そうやって、ご年配が外出も会話も出来ずに一人で閉じこもり、見えないところで静かに疲弊しているのかもしれないです。
我慢強くて弱音を吐かない年代だから、外にSOSを出せず余計にため込んじゃう。
まだ私のようなチャランポランな娘がいる家族なら、電話も出来るでしょうが、働き盛りの息子ならそうもいかない。
今、自分が出来る事はなんだろう。
気晴らしの旅行にもショッピングにも連れ出せない風潮。
ただ、耳を傾けて、話を聞いて、寂しさを紛らわすおバカな話で笑わせることぐらい。
“気にしているよ、大丈夫だよ”というメッセージを上手く伝えて行くしかない。
Zoomとか無理なのよ、、、ネットですら儘ならない年代だから。
祖母と同居していた事があり、ご年配に話しかけるのも苦ではないので、たまに一人でいたり公園のベンチで休んでいるご年配の女性がいたら、気軽に話しかけます。
「暑いですね~参っちゃいますね~」。そんな言葉を笑顔で(マスクで口は隠れるけど)、大声で話すだけでも良いんですよ。
もしかしたら、その人も1日会話する人がいなくて寂しいのかもと思って。
若い(?)我々ですら、この新しい生活に馴染むのに苦労している状況。
外出が憚られ、気を紛らわす夏のイベントもなく、毎日コロナの不安の中で生活している。
自分も疲れてる、、、よね、きっと。
気づけばため息が増え、白髪も増える。
自分では気づかないうちに、程度の違いはあれど疲弊しているのですよ。
最初はそこに気づいてあげないとね。
まずは自分を癒すこと。
疲れていると認めてあげて多少の事は目をつぶる。
洗濯モノを畳むのは明日でも、良い 笑。
おやつ多めに食べて、音楽聞いてボ~として、、、良いの。
そして、ちょっと余ったエネルギーを、母に、家族に。
いつもより電話を多く、なんでも無いことを笑い話に。
自分が出来る事って、そんなにないな・・・。
だからこそ、出来ると思った事はためらわずにやって行こうと思います。
こういう時こそ、家族、ご近所、お互いに思いやるという気持ちが大切だよね。
そして自分にアヒムサ♡
もぉ・・・コロナめ!