ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

頼っちゃえ

世の中、ワクチン注射予約騒動が一段落してきましたね。

 

予約依頼が殺到し、電話は出んわ(ギャグとか言ってる場合じゃない)、LINEも良く分からん、ネット、、、そんなモン家にあるかいっ!!という高齢者宅はなかなかのパニックでした。

うちの母はというと、おばさま情報網を駆使し、直接電話予約が比較的容易な大病院へ20分かけ続けて、予約が取れたと喜びの報告がありました。(一応バックアップでネット予約を頼まれていたのでしたが、出る幕なし)

 

現在70-80代以上の年齢の方々は戦後復興から昭和を生き抜いた強い人たちです。

人を頼るのにやや抵抗があるらしく・・・自分でどうにかしなくては!と思うようです。

子供に頼るのも遠慮しがち。

100回以上予約電話をかけ続け、ストレスを溜めて疲れ切った姿、、、切ない。

母の話では朝の4:30から市役所前に列を作った人もいるとか (;・∀・)

 

そんなんなら、、、子供でも知り合いでも、ネットが出来る人にお願いすれば良いのに・・・。

 

頼みごとをするハードルが高いのでしょうかね。

個人的には近所のおばさんに頼まれてもOKするレベルですけど・・・(‘ω’)

 

恐らく「人に迷惑をかけてはイケナイ」という風潮の中で生きて来た世代。

人に頼るのは甘えや、迷惑をかけているという認識なのかもしれないですね。

 

持ちつ持たれつ・・・なんて良い言葉があります。

 

インドでは「生きているだけで人に迷惑をかけているのだから、人の迷惑も許してあげなさい」だよ。

文化の違いですかね。

 

ただ、頼るにもある程度のコツが必要なようです。

広く、浅く 笑。

頼る人を何人か作っておくのが良いらしいです。

一人に頼りすぎてしまうと、相手の負担になったり、本人の依存につながってしまいがち。

色んな人に少しずつお願いすれば、お互い負担にならずに、持ちつ持たれつの良い関係になれるようです。

 

家族、ご近所、ママ友等々、、、色々なところでお互いに頼み合える関係の人を作っておくのは大切ですね。

お金を払って、シッターや家事代行など利用するのも全然OKですし。

 

使えるものは、使ってしまおう。

頼れるものは、頼っちゃえ。

 

頼られる方も、人から必要とされるのは嬉しいんですよ。

喜んだり安心した顔を見ると、やってあげた方まで顔がほころびます。

 

ワクチン接種予約・・・全員分は既に確保されているので、、、焦る事はないかもしれないけど、1日電話を100回かける事もないわな・・・。ネットで30分あれば予約できるのに。

 

予約電話をかけ続けて、ガッカリしている方々や、

電話がつながらないと、市役所に延々と長蛇の列に並ぶ人や、

もう諦めて、しばらく経ってからそのうち、、、なんて予約すらチャレンジしない、、、

 

そういう人たちを見ていると、、、やってあげよか?と思うのは私だけでしょうか?

周りに言えば、きっと誰か助けてくれるハズ。

声を上げるという事も大切なんだな。

 

助けが必要です。

ちょっと教えてください。

お願いがあります。

 

勇気をもって言える、気軽に言ってもらえる関係性作りを日ごろから心がけたいものですね。

 

生まれる時も、自分で生まれたようなフリしてますが、産科医や看護婦さんにお手伝い頂き、死ぬ時だって自分でお棺に入れないのですよ、誰かに尻ぬぐいをしてもらう 笑。

 

色んな人にちょっとずつお願いする&される、、、、当たり前になると良いですね。

そういう垣根が低い関係性がもっと広がれば良いのにな・・・と思います。

お願いするって、てお互いの信頼関係を示す大切なファクターだったりもしますしね。

 

野良猫って、そのあたり実に巧みらしいですよ。

母親談ですが・・・苦笑。

ご飯をもらう家、休む場所の家、雨宿りする家、都度必要な時にそれぞれ確保しているのだそう。

実家の母の家は「ご飯の家」です。

昭和ワードの「メッシー君」。

母も嬉しくて、わざわざキャットフードを買って朝晩庭先に置いています。

猫さんはそんな母のことなどお構いなしで、フラっと寄って&食べたらプイっと姿を消すらしいですけどね、母も猫が来る時間になると楽しそう。

食べた後のお皿を見ると嬉しそう。

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(似たような猫さんの写真をネットよりお借りしました。こんなワイルド系らしいです)

 

完全に猫になめられてますが、、、お互いに良い関係の様ですヨ 笑。