先日電車で、関西弁の女子達の会話を聞く機会がありました。
東京にいると、仲間に一人ぐらいは混じっていても、全員関西人というグループはあまりお見掛けせず・・・耳を傾けて言葉を楽しんでいました。
なんか良いなぁ~・・・。
言葉のリズムが流暢で、お互い掛け合い漫才のように話が進む展開、ほんと・・・聞いていて飽きないものです。
そんな中で「あ~、ワタシ関西でも、播州の方やから」という言葉が聞こえて来ました。
一番耳障りが良く、言葉のリズムが心地よく聞こえる方の言葉でした。
ば・・・ばんしゅう??
言葉から最初は何の事だろな?と思ったのですが、どうも関西弁でも地方によって言葉が違うという話題でした。
兵庫あたりの関西弁は播州弁とも言うようです。
へぇ・・・初めて知りました。
東京にいると関西弁は1つしかなくて、吉本の芸人さんの「なんでやねんっ」みたいなノリの言葉として一括りで捉えていましたが・・・どうも細かく地方によって言葉遣いやイントネーションなど違いがあり、お互いにそれを違うグループとして認識しているようですね。
ワタシが耳で聞こえて来た播州の方の関西弁は、なんだかとっても優しくリズムが良くって・・・一度くらい生まれ変わったらこんな話し方をネイティブにしたいな~と思うほど耳心地が良かったです。
(ネットでは言葉が汚いなんて書いてるところもありましたが、女性が優しく話すと印象が変わるのでしょうかね?)
そして・・・関西の方はお話が上手ですね。
ついつい話に引き込まれてしまうような話し方をされるので、女性たちが途中駅で降りるまで耳で楽しませて頂きました(笑)。
東京の下町の人も早口でおしゃべりですが・・・(笑)、それとはまた違う独特の世界観があって羨ましいです。
それって外から見る「アシュタンガ」と同じようなイメージですかね。
アシュタンガ…と言えば、まぁ、ざっくり一括りに言えば、一つのヨガの流派ですけど、、、その中でもなんとなくグループがあったりしますね。
例えば、
古い時代からパタビジョイス師とプラクティスしていた先生と、そこでプラクティスしているオールドスタイルの人たち。
シャラ―ト師から正式オーソライズをもらったSYCに通う先生とそこでプラクティスしている人たち。
全く宅練の人たち・・・通える場所にシャラが無い人もいますしね。
オーソライズは持って無い(インドにも行ってない)が、個人的にヨガのクラスで教えている先生とその生徒さん達。
見る人が見ると練習する姿から・・・分かるものでしょうかね?
難しいアーサナの前に準備運動やストレッチがOKだったり、NGだったり
プロップス使用もOKだったり、NGだったり
フィニッシングはスタジオ後方へ移動したり、その場でそのまま行ったり
クラスの先生の考え方や経験等によって、ルールが違ったりします。
私も出稽古に行く時は、そのスタジオのルールを横目で確認しながら練習します。
「アシュタンガ」を外側からひと括りで捉えると、そのような微細な違いは「関西弁は一括り」と同じ感覚ですかね (‘ω’)
でも、アシュタンガ村の中の住民は、オーソライズドの先生のシャラ、オールドスタイルのシャラ、プロップスやストレッチOKのスタジオ・・・それぞれ違いを感じたりします。
ホンワカ和やかに、練習中でも多少の会話OKな雰囲気や、ピリッとした静寂の雰囲気など・・・。
色々な場所に出稽古に行くと、雰囲気の違いがまた楽しいですね。
私もオーソライズドの先生のシャラに行くとなると・・・ふんどし締めて行きますよ(例えですよ、あくまで・・・)
またオールドスタイルだと、シッティングの最初の前屈(パスチモッターナ)がABCと1つ増えたり・・・。
播州弁的な細かな棲み分けなのかもしれませんけど、当事者としては区分け・・・ですね。
どれが良い・悪いでもないです。
違いは違いで、良し悪しはその外側にあります。
人によっても違いますし、経験や練習の目指すものによっても自分にとっての“しっくり”が違ってくるかもしれませんし。
でもお互いにレスペクトし合って、大切にしている感を感じるのです。
そういう所が、アシュタンガの魅力かもしれません。
ちなみに、東京弁と言えば、標準語というイメージですが、下町っぽい江戸っ子のしゃべり方はまた少し違います。
母が下町言葉だったので、、、私も小さい頃は「ひ」が言えず全部「し」と発音してました(笑)。 (ひこうき を しこうき と発音します)
・・・ちなみに母は未だに「ひ」が出てきません。 (*’▽’)
そして、火事や喧嘩は江戸の華…と言わんばかりに救急車の音を聞くと外に出たがります。(子供の時は救急車を追いかけたらしいです)
雷が鳴ると窓開けて楽しんでいるし・・・
けんかっ早くて情が厚いっていう、江戸っ子気質をそのまま見ることが出来て、兄弟一同が揃う親戚の集いは・・・毎回カオスです(笑)。