ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

女性誌の対象年齢圏外だってさ 

先日、新しくOPENした美容院へ行ってみました。

美容院は、癒しの場所。

普段は全く手に取る事の無い雑誌に接するチャンスでもあります

 

気を利かせて、アシスタントさんが年齢に沿った冊子を3冊ぐらい見繕って席に置いてくれます。

 

女性誌には、占いのページがあります。

星占いや、生年月日と組み合わせたものなど、、、独自の切り口で色々な鑑定方法があります。

当たるも八卦当たらぬも八卦ですからね、割と楽しく読みます。

 

女子だもの。 (‘ω’)

 

・・・ということで、その日ものんびりと雑誌の占いページに辿り着き、どれどれ・・・。

「生まれ年と月の縦横軸の表の数字を確認して、それに誕生日の数字を足した数があなたの数字です」

はいはい、組み合わせる、アレね・・・・と表を辿ってみたら、、、、

 

私の生まれた年は既に表に含まれてませんでした・・・・( ゚Д゚)

45歳ぐらいまでの方じゃないと、占えないのね、コレ。

 

ちょっとショックでしたよ・・・。

ターゲットとする対象年齢ではないのです。

オバサンはお払い箱ってことでしょうか・・・(やさぐれた。)

 

女子だと思っていたのは自分だけで・・・世間は「占いとか、もぉいいでしょ、その歳で」という認識なのでしょう。

 

いつもの美容院ならば、自虐ネタで美容師さんに笑ってもらうのですが・・・

初めてのところなので・・・ショックを隠して平然と占いページを開いて読んでいるフリをしてみました(笑)。

 

対象年齢というものが設定され、もう既に圏外であるとレッテルを貼られた事に気づいたのでした。

ヤレヤレ・・・・。

 

ま、確かに私が20代の頃に思い描いてたアラフィフ女性なんて、、、占いとか気にしない大人だと思ってました。

自分がそこに至ると、案外「心は女子なのよ~ん♡」という自分の恥じらいに気づくのでした。

 

圏外レッテルを貼られた今は、「はいはい、そうでしょうね、女子とか言っててスイマセンでした」 と半ば拗ねながら納得しています。

自分で気づくのではなく、周りからやんわりと気づかされた感。

 

林住期だもん。

50歳あたりって・・・世間一般的には子育てもひと段落して、社会の最前線からも一歩譲ったアドバイザー的な存在。

確かに、、、占いでキャッキャして一喜一憂している場合じゃない(笑)

逆に、格言とか名言など、ウンチクをサラっと呟ける大人への道。

 

年齢なんて「It is just a number」と言ってましたが、やっぱり世間の目は否定できません。

白髪もシワも増え、老眼になり、更年期・・・だもん。

 

だからこそ、ヨガの教えが沁みるのですね。

青々と茂る夏の草木や森林には、その良さがあり、

ピークを過ぎた頃の秋の草花や紅葉した木々には、その良さがある。

名言っぽく言ってみた(笑)

 

もう女子でもない、女性としてのマーケットからも圏外になったからこそ、、、ヨガが活きる時なのかも。

本当の豊かさとは?

内側の幸せとは?

調和していくには?

 

柔らかく、しなやかに生きていくための知恵。

そんな事を学ぶにはもってこいの年齢なのかもしれません。

女性としての寿命はそろそろ終わりますが(閉経)、人間としての寿命はまだまだ数十年あります。

 

これは若い青葉の年頃には重すぎるし、実感がない課題だったのかもしれません。

楽しいことが山ほどあって、選択肢も選べないくらいあった頃ですもんね~。

 

そこから、ひと段落(苦笑)。

色々な枝葉が取れて、シンプルな形になった今・・・ヨガの学びが深まるチャンス♡

若い頃は周りにあった、沢山の「楽しい」は、もう要らないのよね。

 

う、占いなんて無くたって・・・

雑誌の対象ターゲットから外れてたって・・・

 

また違う世界が両手を広げて待っている♪

ヨーガ哲学やら

日々のプラクティスやら

・・・色々あんだからっ (*’ω’*)

 

でも、ちょっと僻むな~・・・いつまでも女性で居たいという気持ちは残ってますのよ。

仲間に入れておいて欲しいのよ、、、片隅でいいからっ (往生際が悪い)