ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

歳を取るという事

実家の母が80歳になりました。

巷で話題の「80の壁」という状況の様で、気力・体力が80歳を前後にガクッと低下したそうです。

 

医者に通うのがせいぜいの外出で、新しい仲間や習い事はもう無理とのこと。

思考力や判断力も随分と落ちているようです。

 

同年代のご近所さん達も、続々と施設に入ったり&訃報を聞く事が増えたりで、更に元気がなくなったようです。

今50歳の私には、母の気持ちや状況などを完全に理解してあげられないのだけど、なるべく話を聞きています。

 

とは言え、まだ要介護などの認定も下りないのでは?と自分で言っているくらい体は動きます。

やっぱり・・・気力の低下が一番なのでしょうね。

 

歳を取る・・・親を通して現実として受け止めています。

 

私が、今の母の80歳になるまで、あと30年。

自分が20歳から50歳になるまで歩いた30年とは、まるで違う世界。

 

どう生きるか?

母を見ていて、今から自分の課題として考える必要を感じました。

 

昔は、嫁いだお嫁さんが年老いた義両親の面倒を一人で請け負っていた・・・時代とは言え、凄いなー。

ぶっちゃけ、義両親なんて・・・血のつながらない他人みたいなものですからねー。(言っちゃった♪)

それを無償で、トイレや食事の補助、おむつ替え、入浴等々、、、、。

デイサービスも施設も無く、ダンナ(親からしたら息子)は仕事をしていて、介護なんてノータッチだったのですよね。

 

その時代から考えたら、今の時代は、母も私も幸せですね。

色々な選択肢がある。

外部のサービスを利用するのは、もはや当たり前。

だからこそ、最後はどうやって過ごしたいか、、、自分で決めて行かないといけない。

 

80歳になって、思考力も判断力も大きく衰えた母には難しいようです。

まずは要介護などの認定方法などを近所のコミュニティセンターの出張所で聞いてみて、、、と言いましたが、恐らく母はやらないでしょう。

 

老い、、、とはそういう事なんだろうな。

 

自分も後30年で80歳、、、案外やりたい事は今のうちかもしれません。

寿命は100歳に伸びても、身体の衰えと気力・体力は80歳までと思うと、、、短いかもしれません。

 

“会社を辞めて時間が出来たら~”と、呑気に考えていた事がいくつかあります。

車の運転も、その一つ。

今から、やっておかないと・・・。

という事で、少しずつ今の仕事&アシュタンガの毎日から、もうちょっと幅広くオプションを増やす時期に入りました。

旅行で行きたいところや、やりたいと思って先延ばしにしていた事、読みたいと思っていた本・・・。

今からグラデーションを経て、元気な老後へ向かって行きます。

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こういう人が、、ちゃっかり長生きしちゃうんだよね、きっと 笑。