ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

練習してますか?

「最近、忙しくて自分の練習が出来て無いんだよねー」

という、ヨガのイントラさんの独り言・・・あるある。

 

忙しいイントラさんとなると、1日に4‐5本のクラスx6日、、、朝から晩までレッスンで、合間は移動時間やカフェで過ごすしかなく、自分のための練習時間を確保するのが難しい。

自分の練習時間を確保しても、ついついクラスのシークエンスや流れなどを考えて、結局自分の練習になってない。

 

確かに自分のアーサナ練習と、実際に教えるためのスキルとなると・・・ちょっと違います。

教える方がメインの生活だと、アーサナを自分で練習する方が疎かになってしまうタイミングがある、、、気がします。

 

一般のヨガスタジオで1つ2つアシュタンガの基礎クラス等を教えるイントラさんでも、普段マイソールプラクティスしていないという方もいらっしゃいますしね。

他のクラスも持っているから、アシュタンガだけに寄ってしまうのもイケないのかもしれませんねー。

 

ただ、アシュタンガのシャラで教えている先生は、、、朝必ず自分のプラクティスをしてから指導に入りますね。

“時間が無い”を言い訳にしない。

 

朝3時に起きて6時までに練習を終えて、その後シャラを開けたり

ワタシの通うスタジオでは、7時まで先生も同じ空間で練習します。(先生は7時で練習を終え、その後指導に入ります)

「自分の練習が~」の件の話を聞いた事は一度もありません。

 

だからこそ、生徒は先生を信頼して身を任せられるのかもしれません。

先生のアドバイスは的確で迷いがないし、ちゃんとその人の身体や使い方を観察してくれます。

 

イントラの教本通りのアジャストを一辺倒でフワっとやられたら、怖くて身体を預けられないかも (‘ω’)

 

ま、普通のヨガスタジオでは、そこまでアジャストでイントラに身を預けるという機会がないので、フワっとでも良いのでしょうけど・・・。

(実際私もそうでした・・・今は大反省)

 

もちろん、練習だけをずっと続ければ教え方が上達する訳ではありません・・・。

身体の使い方が上手な人は、私のようなヘッポコのポンコツの身体がなぜ動けないのかを理解しないといけないし、

骨格の違いや、動きの癖からアジャストを個々に変えていく技術を習得しないといけない。

 

でも、教える前に、自分の練習をちゃんとやっている先生が、大前提。

そこは、信頼であり、レスペクトの部分です。

 

どんなに見目麗しく、かっこよいウエアで、有名な先生でも・・・

普段練習してない人から教えてもらったりアジャストしてもらっても、身体を任せられないと思うのです。

絶対的なレスペクトと信頼がないと、心が閉じちゃうからねー。

 

アシュタンガの先生は、当たり前にクラスの前にちゃんと自分の練習をします。

それが先生としてのゼロ地点なのでしょう。

練習後の心と体が整った状態で指導に入るので、迷いが無く落ち着いたエネルギーに満ちています。

 

だからこそ、その先生の言葉やアドバイスは、素直に受け取れるのですね。

ワタシがアシュタンガの先生ってやっぱり凄いな―と思うのは、そういう空気が当たり前にあること。

 

普段から練習してないと、生徒にも見破られちゃうんじゃないかなー。

(私の目は節穴ですけど)

 

割とプラクティショナーの皆さまも、目が肥えてますからね~。

先生のこと、見てたりエネルギーを受け取ったりしているのでしょうねー。

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ワタシはアシュタンガが好きだけど、先生には死んでもなれない・・・と思うのよ 笑。

もはやそれは確信。