ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

限られた時間

先日、交通事故現場に遭遇。

広い交差点で右折車と直進バイクの衝突、周囲には既に何台ものパトカー。

衝突の激しさを物語るように周囲にはバイクの破片、車も前方がかなりの損傷。

おぉ・・・、一瞬立ち止まって見てしまいました。

バイクの人が救急搬送されるところでした。

 

日常普段からよく通る場所で、まさかの事故。

バイクの人、大丈夫だったかな・・・担架にがっちり固定されてたけど。

その瞬間までは楽しくツーリングしていたであろうに・・・。

 

何もない日常って、一瞬で奪われてしまうモノなんですね。

まさか、自分が。

まさか、今。

まさか、この場所で。

そうやって、いつ誰にその順番が回ってくるか分からないもの・・・。

 

のほほんとした日常がいかに愛おしく、奇跡で、大切なものかを考えてしまいました。

実は何もない1日って、すごい事なんですね。

 

人生は限られた時間。全人類、というか全生物に与えられた平等な条件。

女性の平均寿命やく90歳の時代、私あと半分残ってるじゃん・・・なんて思ってました。

そう、自分が平均寿命まで生きる事が大前提になってる事実。

その保証は・・・ない。 ( ゜Д゜)

 

しかもそれまで健康で、平均的な老化を辿る・・・という勝手な妄想の上に成り立っています。

そんなに上手く行くのかな?

 

寿命が限られているのと同時に、それまでの安穏とした人生は保証はない。

まだあと45年とか言ってるけど、明日事故に遇うかもしれない、大病を患うかもしれない。

そうなって、今までのノンキな自分に気づくんだろうな。

 

そういう「もし」「~かも」ばかり言って不安になっているのではありません。

今をどう生きるか、という問いにぶつかります。

大袈裟にいうと、今この瞬間に命が尽きても後悔ないかな?と思えるか・・・。

命が尽きるまでとは行かなくても、病院のベットで過ごす事になっても、やり切ったと言えるかな。

う~ん、まだ、そこまでは・・・。(貪欲なんで、どこまでも満足できない気もしますが・・・(>_<))

 

人生の時間は限られていて、健康でいられる時間はもっと限られていて、それを慈しんで過ごさなくちゃいけないね。

最近更年期が少しずつ表れているような気がしています。

イライラした状態で、人に八つ当たりしている時に天に召されたら・・・サイテーだ 苦笑。

朝の練習、だるいからいいや、明日で・・・なんて言って、そのまま入院したら一生後悔だろうな。

「ありがとう」や「ごめんなさい」を言えずに、会えなくなったら化けて出るわ 苦笑。

 

いつまでも今の生活が続くなんて、バカ言っちゃいけないね。

今のフツーの何気ない日常・・・奇跡だと思って、大切にしていかないとね。

 

実はやりたい事だらけ(苦笑)。

いつかやりたい・・・と思っているけど、ノンビリしてたら、その“いつか”は来ないかもしれない。

車の運転(30年ペーパードライバー)。ペットを飼う。再読したい本、何冊も・・・。

少しずつ出来る事からリストから潰してかないとね。

 

出来るようになりたい事。

クルマーサナ(カカトが上がらない)、スプタクルマーサナ、カポタ・・・。

これはね、、、ヨガの神様次第だよ。今世の自分の努力ではどうにもならんっ。

直訴する方法はないだろうか? 笑。(武士の時代なら、直訴して切腹か?そりゃ困る)

 

無限な時間なんてない。

だからこそ、今ある自分を一生懸命生きなくちゃね。

せっかちでおっちょこちょいな私・・・車にひかれそうになったこと何回もあるしな~。

そして、ちゃんと健康診断今年もしっかり受診しよう。自己メンテですよ。

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普段当たり前の日常で、コロナ飽きたとか言ってましたが、生きてるだけで、普通に暮らしているだけでありがたい。

ありがたい・・・漢字で書くと有難い。

有ることが、難しい。 (←たまにカッコいい事言うな、自分♡)