ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

逆境に強い人 

ピンチはチャンス(名付けてピンチャ 笑)。

 

追いつめられると、思いもしない力を発揮する人がいます。

 

バラバラになって危機的状況だったチームを、気づいたらどうにかまとめ上げてる人。

駄目だ・・・と頭を抱えてから、四方八方手を尽くして打開できちゃう人。

 

かなり前、派遣で働いた小さな会社に、どこにでもいる「たばこ部屋にいつもいる」総務のオジサマがいました。

普段はハンコ捺印しか業務がないんじゃない?くらいに窓際に近いポジション。

ある日、イキナリの豪雨でビルの1Fが床下浸水!!というピンチ。

その時にオジサマは、オフィスにあるものをかき集め防御し、うろたえる若い者へピシピシと指示を出し、水の掻き出し作業を率先してました。

まさにヒーロー! その時だけ(笑)、みんなオジサマの元で一致団結した記憶があります。

 

胆力なんじゃないか・・・と思うんです。

言い換えれば肝っ玉が据わった人。腹をくくれる人。

 

ピンチの時って、逃げ道が無いか、幻じゃないか(笑)、うろたえます。

引き受ける覚悟がつかない・・・。

 

普通の人は、総務のオジサマのように、腹をくくって立ち向かうという準備が出来てない。

焦って、動転して、弱気になって、不安になって、戦いのリングへ上がれない。

・・・瞬間的に逃げようと思ってしまう。

 

よ~っしゃ!燃えて来た(メラメラ~!!)!!って言える人って、ほんとスゴイ。

そしてその炎が呼び水となり、周りを元気づかせて同じ方向に進めたり。

・・・ほんと、普段はそんな片鱗すらない、お気楽な人が多い気がしてますけどね(笑)。

 

私はそういう人になりたいと、密かにずっと思っています。

何でもない時はただのone of them・・・本当のピンチの時に、ふと頭に浮かぶ人。

普段はヘラヘラしてるのに、そういう時に頼りになる人。

 

そうなるには強いだけじゃなくて、弱さも認めて、優しくもないとね。

ちょっとだけ肩の力を抜けるようなユーモアで和ませられる味があると尚更いいね。

 

優等生タイプじゃなくて、何か強い運や縁を引き寄せて起死回生の満塁打を打てる人。

恐怖に打ち勝つ強い自分があること。

 

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今、アシュタンガのプラクティスのおかげで少しずつ理想の姿へ1歩近づいているような気がします。

胆力を養う。

日々弱い自分に向き合う事で養われていく心の成長。

腹をくくる覚悟は常にしておく。

 

野外コンサートなどのイベントで雨が降ってしまうことありますよね。

雨の方が盛り上がったりして。

あれも逆境だから余計にメラメラと燃えてくるのでしょうかね~。

青春に戻りたい46歳。(そういう時に一目散に退散して雨宿りする人生でした)

多少・・・道から外れた方が、人生は楽しく盛り上がるね。

 

フツーの46歳のおばさんなんて、多分朝からこんな事やってないだろな。

汗ダクでヒィコラ動いて、頭から湯気出るくらいにアーサナに向き合って。

(いや、自分だってこうなると思ってなかった)

ちょっとだけ外れてみた方が、心地いいぞ、自分 (^-^)