段々と秋らしくなり、日没も早くなりましたね。
自然の移り変わりを感じる、気持ちの良い季節。
区民農園の畑は、気づきと発見の秋です。
夏まで日あたりが良かったのですが、秋になり太陽の軌道が変わり、午後以降は日陰・・・作物の生育がイマイチです(。-∀-)
そして、夏野菜の最後のナス株を処分したのですが・・・根元に住む大きな幼虫発見 ( ゚Д゚)
ひょ、ひょえ~・・・・!!
怖々とシャベルで救い上げ、、、お隣の農作放棄の畑へ、、、、ポイっ (←こら)。
コイツが株の根本で栄養を吸っていたために、ナスの元気がなかったようです。
後で調べたら、コガネムシ、、、よくある害虫被害の様でした。
(小さ目なカブトムシの幼虫みたいで・・・結構、ビビります)
Youtubeなどで、対処法やら予防やら沢山情報をGETしました。
素人菜園で、まだまだ知らない事だらけですね。
でもさ、カマキリに威嚇されたり、大きなコオロギに慄きながらも、がんばってるよ、ワレ!!(*’▽’)
秋トウモロコシは発育不全で全滅のようですが、秋ジャガイモに期待♡
経験しないと分からない事だらけですよ、、、ホント。
プラクティスと似ているところがあります。
最初は華やかなアーサナに憧れて、アレもコレもやりたい。
畑で青々とした葉っぱに身を躍らせてる過程です。
わーい、わーい大きくなあれ♪
それから段々とケガをしたり、上手く出来なくて、壁にぶつかります。
畑では実りがイマイチだったり、野菜の元気がなくなったりするようなモン。
なんか思うように行かなくなった・・・( ;∀;)
そして、基本、体幹の強さやバンダ、呼吸の重要性を改めて思い知らされます。
畑では、土壌の状態の栄養だったり水分、肥料が一番大切だと知ります。
土が問題で根が弱っていたのね、、、そりゃ実もつかないわ。
そう、練習も畑も・・・どっちも基礎が大切なのですよ。
最初は土の上の見栄えの良い葉っぱや花だけに意識が向きますが、、、地味に(笑)土壌がしっかりしている事で、強い野菜の苗が育つのですね。
土壌が貧弱では、どんなに葉や花に栄養を与えても上手く行きません。
放置しておけば、知らぬ間に幼虫が潜んで悪さしていたり。
(プラクティスで言えば、身体のクセから緊張や不安定さが生じてたり)
経験しながら知識を貯めて、基礎を盤石にしていく事が大切なのですね~。
自分で経験しないと、なかなかソコに気付くのは難しいのですよ。
そしてやればやるほど、基本と基礎の大切さを感じます。
プラクティスで言えば、反り腰でウディアナバンダが全然使えてなかったので、未だに迷走中だし、肩甲骨や背骨の硬さで後屈系は苦手だし・・・。
華やかな逆立ち・ピンチャ、カポタなど、、、基本の身体の使い方がしっかり出来ていないと、ケガをします。
やりたい!やりたい!・・・ではどうにもならない世界です。
畑だって、大きな実をつけたい!と沢山肥料や水をあげても、最初にバランスよく土壌を整え、虫の卵が孵化しないように予防しておかないと・・・育つ野菜の根本がグラグラですよ。
夏には収穫で手一杯だったので、そこまで考えもせずに楽しんでいましたが、秋になって落ち着いてきたらボロが出てきました。
気づいた時が修正の時。
畑も土壌の不足している栄養を与え、他に幼虫が居ないか掘り返してチェック。
練習も、バンダ、呼吸、身体の無駄な緊張・・・繊細な感覚を再確認するチャンス。
これから冬に向かい、栄養を蓄える時期です。
次の春には大きな芽吹きを迎えられるように、準備にはいる丁度良いタイミングでした。
(まぁ、区民農園は年間契約なので次回抽選で当たるかは神のみぞ知る・・・)
(唐辛子が干してありました。カラフル!)
秋の畑も、秋の練習も、基礎固め。
冬は力を蓄える時期、それまでにしっかり蓄えられるだけの土壌を育んでおかないと。
やみくもに練習しても、水だけ上げてても、基礎が出来てないと力になって行かないのですよね。