ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

同じヨガなんだけど

アシュタンガを練習していると、ふと周りの人が想像する「趣味でヨガを習っています」の姿とはあまりにも乖離している自分に気づきます。

 

ヨガの情報誌やイベントなど、華やかな女性達が気持ち良く笑顔で笑っている。

ワイワイと、明るくポジティブな透明感に溢れて・・・キラキラ・シャンティ ☆彡。

 

方や、ワタクシ・・・夜明けの薄暗い中に一人マットに立ち、黙々と動く。

皆とワイワイも無く、笑顔も無く、呼吸音だけの世界。ポップな女子力はゼロ・・・。

シャンティなんだけどね。

 

世の中のオシャレなヨガが、随分遠くの違うモノに見えてくる・・・。

実際違い過ぎて、もはや「趣味でヨガやってます」って、自分の中では半分ジョーク(笑)。

会社で聞かれたらとりあえずこう答えてます。

ウソは言ってない(笑)。

 

まさか朝6時過ぎから2時間x週5で黙々とやってるとは思われない・・・。

 

ヨガを始めてから数年でアシュタンガに出会ったのですが、出会う前と後では、歴史で言うBCとADくらいの大きなの違いですよ。(紀元前・紀元後)。

 

ただ、今どきのオシャレなヨガも、ヨガ。

それはそれとして、別物のヨガとして楽しめます (*’▽’)

 

例えるならば、アシュタンガはご飯(お米)。

毎日食べるのが当たり前で、身体の基礎的なものを作り出す栄養素。

オシャレヨガは、ご馳走。

フレンチや鉄板焼きなど、、、バリエーション豊富。

 

普段の食べているご飯はごはん。

ごちそうは、たまにあるから良いんです。

食べ物としては別物でしょ。

 

アシュタンガ=ご飯だって、その日によって多少のバリエーションはあります。

スタジオで先生のアジャストが入ると、「卵かけごはん」になったり、ダメダメ練習の日は「焚き方失敗したごはん」だったり。

でも、基本は毎日ちゃんと美味しく頂く、ごはん。

 

確かにご飯には華やかさも彩どりもありません。

でも毎日食べても飽きません。

そして身体を作る大切な栄養素。

 

そしてご馳走としてのオシャレヨガは、インスタで見てるだけでキレイ。

パークヨガでワイワイやってる姿は眩しい世界。

毎日じゃ飽きちゃうから、たまに味わう位が良いのね。

イベントクラスやフェスは、お祭りの屋台みたいなワクワク感があるしね。

 

すっかり別物として切り離して考えているワタクシ・・・ (^o^)

 

陰と陽。

両局があって成り立つ世界であれば、それで良い。

私だって、初めてのヨガがアシュタンガだったら、、、きっとキツ過ぎて、2度と行かないと思うし。

フツーのヨガクラスからデビューしたから今があるのです。

最初は一般のイメージ通りのスタジオでゆったりしたヨガが良いですよ。

段々とそこから枝分かれして、私の様にプラクティスに励む畑や、アーサナを極める畑、瞑想や哲学の森、アーユルヴェーダへの道など、その人にあった分岐点で枝分かれするのでしょうね~。

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ピンチャとか逆立ちをする上級者レベルのハタヨガクラスもあるけど、、、きっとそっちでもないのだろうなぁ。

別に出来れば優越感があるだけで、、、エゴの助長になりそうだし。

凄いアーサナをやりたい訳でもない。

出来る自分を誇りたい訳でもないし。

 

地味にスプタでウンウン唸って凹んでいる毎日が楽しいのですよ。

ライフワークとしてのプラクティス。

きっとそれが、私が求めていたヨガだったんだろうなぁ~。

アシュタンガに出会えてよかった♡ ぴったんこ♪♪

 

オシャレヨガのイントラさんって大変だな~と思うのです。

ウエアにも気を遣うし、食べ物や飲み物もオシャレじゃないとイメージが保てないし。

可愛く映るアップの顔のインスタとか、今日のコーデとか、、、

私はそっちのヨガへ進む道は無かったなぁ~。

私のヨガの往復の格好なんて、、、ダッサイよ(笑)。

ボタンやファスナーが無い、脱ぎ着がパパっと済むがコーデ基準ですからっ 笑。

アップの顔とか、ホラー( ゚Д゚)・・・化粧してないし。

それぞれ目指す道があって、そこで活躍している・・・それが良いのですよ。