亡き父の話になるのですが、まぁ、いろいろ逸話のある豪快で遊び心がある人でしたが・・・ふと思ったのが、なぜか飼い犬に一番愛される人でした。
とにかく飼う犬、飼う犬に一番愛されるんですよ。
仕事で家にいないし、餌も散歩もそんなに行かないのに、なぜか尻尾を振って駆け寄るのは父の足元。
美味しい匂いでもしてるのかしら?と家族で笑っていました。
犬だけでなく(笑)、親戚の子供などにもなぜか人気。
話し上手な訳でもなかったですし、世話好きでもなかったし、割とおっとりBOYで寡黙なタイプなのに。
逸話として聞いた話は、オオカミぐらい大きな父の実家の犬は、寿命が尽きる時、父の帰りを待って静かに旅だったそうです。
ちなみに私の実家のビーグル犬も、最後は父の椅子の下で天国へ旅立っていました。
犬にとって・・・最後の最後に、寄り添いたいと思う人だったのでしょうね。
目に見えない人間力・・・なのかもしれないな、と思っています。
心と言うより、魂が純粋な人だったのではないかな~と。
動物は本能的に、上手く取り繕ろうとしたり、小賢しい感じを見抜いているような気がします。
だからこそ、小手先のテクニックでは通用しない、魂の奥の真心を感じ取っている・・・ような気がするのよ。
動物好きに悪い人は居ない・・・これは本当のところは分かりませんけど。
ちなみに、父は若き頃(私が生まれるもっともっと前)柔道の黒帯だったそうです。
私が物心ついた頃にはすっかりタヌキ体型で、想像も出来ないくらいの変貌でしたけど。 笑
柔道の黒帯ぐらいやっていたならば、、、
バンダという言葉も知らなかったでしょうが、やはり丹田とか体幹は強かったのでしょう。
そして相手と呼吸を合わせたり、体も柔軟に使えた事でしょう。
胆力、柔軟力、呼吸の間を読む力、、、そういったものが父の人間力を更に養ったのかもしれません。
DNAは受け継いでるはずなのになぁ~・・・・。
私自身は全くもって胸が開けず後屈が出来ず、、、神様ったらヒドイ (;’∀’)
犬は寄ってくるのですよ・・・と言うか、私からすり寄っていくタイプ(笑)
もっと後屈が深まって自然に心がOPENになったら、、、犬から尻尾を振って駆け寄ってくれるのかなぁ~。
そう思ったらもうちょっと頑張れそうな気がしてきたわ (*´з`)
心が開けないアラフィフのおばさんなんて、ちょっと寂しいじゃない。
やっぱり母のビビリのDNAが強いのかしらね~ 笑