ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

怒られる・・・今のうち

怒られて気分が良い人など居ないです。

ショボクれたり、逆に怒りを覚えたり・・・。

私はショボクれ意気消沈派で、ずっと引きずってしまうタイプ。

 

おバサンの年齢になると、怒られる事はほとんどありません。

ま~理不尽に怒鳴られるとかはあるかもですけど・・・。

(↑そういう場合は、逃げるが勝ち。大抵ストレスをぶつけられているだけですからね)

 

どちらかと言うと年齢的には怒る側になります。

後輩や、若い人たち、親などに対して、、、「違うよ」、と言う立場。

こっちの側に立った時、初めて言葉のかけ方の難しさを知ります。

一人一人を考え、どうやったら一番心に響いてくれるか。

感情をぶつけるのではなく、その人が今後同じ間違えをしないようにするには・・・すごく考えます。

 

今まで若かりし頃、怒られてていた側には分からなかったけど、愛がないと出来ない行為なのですよ。

 

どうでも良くて、地獄に落ちようが、何度も失敗してクビになろうが、周りから嫌われようが構わない人は、、、放置ですからね。

自分がその火の粉を被る必要はないので、無関心。

 

怒らない方が波風立てずにやり過ごせます、、、

人に意見する時は、その人に寄り添いたいと思う気持ちがあるからこそ。

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ヨガのプラクティスをしていると、怒る事が愛であり、難しい事も理解します。

ついつい自分さえ平和で居れば、、、まぁ、周りはその人達が自分で気付いて悔い改めれば良いんじゃない?という気がしてきてしまいます。

正しい事なんて自分も分からない訳ですし・・・。

それを超えて、怒ったり、意見をして反対するって、すごいエネルギーを使うのですよ。

 

ただ自分のストレスをぶつける為に怒ったり、我を通すために大声を上げるのではありません。

(モンスター〇〇とかはこの部類・・・怒ってるのは自分の為だから)

その人に届くように、考えて、考えて、、、話す。どんなに難しい事か・・・。

 

そうやって怒ってくれる人が、自分の若い時にどれだけいた事か・・・。

今の逆の立場になるとありがたかったな・・・と思う位です。

自分を怒ってくれる人がいるって、財産ですよ。

 

あの時、あの人に怒られてなかったら、、、今の自分はどうなっていたのかな?と思う事もありますもん。

その時には分からなかった事が、今になって分かるのですよね~。

 

ほんと、若い皆さん・・・怒られるって今のうちですよ。

そのうち「迷惑だな、コイツ」と思われても、誰からも何も言われなく、知らぬ間に皆んなが離れて行くだけです。

 

怒られて良い気はしません(2度言いました、テストには出ませんけど)

でも、心に響く怒られ方をしたら、その人の愛を感じてあげてください。

その人はきっと悩んで考えて、、、沢山のエネルギーを注いで怒っているのです。

今のうちですよ、きっと。

 

私も若い頃は、沢山右から左と受け流していた気がします・・・。

ちゃんと聞いておけばもうちょっとマシな人間だったかもなぁ~。

 

私が最近怒ったのは、、、  いつだろう。

年齢とともに性格も丸くなって、、、「それでも良いか~」が増えて、怒るアイテムが見当たりません。

たまに子供を載せたワーキング・ママの電動自転車が、人ごみを縫うように歩道を全速力で通り抜ける姿に「迷惑だし、危ないし・・・」と怒りたくなる気もしますが、、、その時には遥か先に走り去ってますからね(苦笑)。

はははっ、瞬発力も老化する (*‘ω‘ *)