私は昭和後期に生まれました。
バブルの頃は学生で恩恵は受けられず、社会人になる時に就職氷河期でした。
それから平成->令和と3つの時代を生きております。
インターネットが普及した後、一段とワープスピードで社会の変化を感じます。
スマホ、ネット、AI、DX・・・ガジェットの変化もさておき、世の中の風潮も。
ジェンダー差別
LGBTQ
〇〇ハラスメント
昭和の時代には、、、無かった (・∀・)
私の子供時代は父を含め、周りは全部いわゆる昭和のおじさん。
下ネタは言うは、女性は「おねえちゃん」か「おばはん」、タバコはどこでもプカプカ、家事・子育は一切やらない。
今の時代では完全アウトな人種で溢れていました(笑)
TVで見ていたドリフやひょうきん族も・・・今から考えるとアウトでしょうねぇ。
暴力的(人を叩く、怒鳴る、バカにした笑いなど)だったし、キャラクターも癖をあげつらった辛辣なもので笑いを取ってたし。
見ている人が傷つくなんて観点で番組が作られてなかったと思います。
当時はメディアとの距離が今ほど近くなく、「遠い世界のTVの中の面白い人」という感じで、フツーに大笑いしてました。
令和の時代・・・たまに昭和のままアップデート出来てない政治家さんや、〇〇界の重鎮なんて人の発言が炎上したりしてますね。
本人悪気は無く、、、、炎上してびっくりするパターン。
時代の感覚がすごいスピードで変わったのに、その人はまだ昭和の世界で、周りも諫められない状態でしょうねぇ・・・。
分かるんですよ、私も昭和の時代を生きたので、それが許されていた時代だったことも。
残念ながら、今の時代の肌感覚には全くそぐわないのですけど・・・。
私も子供時代はワンパクで「オトコおんな!」なんて呼ばれましたよ(笑)。
会社で部下のOLさんにお茶を汲んでもらうのが当たり前(お茶くみ担当が本当にあった!)
学校の生活指導の先生が竹刀もってたり(今ではパワハラだし、モンスターペアレント出てきそう)
「女のくせにっ!」がフツーにまかり通ってた(今言ったら炎上ですよ)
そんな時代が私が育った昭和後期のイメージ。
やる事言う事、かなりアウトなですが、今の時代と違う点がもう一つ。
全部対面。
ネットの世界がなかったので、面と向かって対峙していたこと。
「それを言っちゃぁ~おシマイよ」
・・・そこまで言ってはいけない、やってはいけないゾーンがあった気がします。
口は悪いし、すぐ手は出る(親が子を叩いたり)けど、徹底的に命を奪うような行為までは追い詰めなかった気がします。
周りの「おいおい、そりゃ~ダメだよ」と口を出すおせっかいもあったかも。
だから少々野蛮で無礼な行為に見えても、今の陰湿なイジメや〇〇ハラスメントよりは、分かりやすく暗黙のルールの中で対峙していた気がします。
そして周りもおせっかいで口を出す。
今はおせっかいも減りましたね。
他人が口を出してもろくな事にならない。
逆にターゲットにされたり、ナイフで刺されかねない・・・。
言わぬが身の保身の時代。
昭和にも令和にも対応できる私、ある意味ハイブリット 笑。
すごくないですか!?
昭和のおじさんには、昭和の対応。
下ネタは受け流し、オバサン呼ばれても「はいはい」返事します。
令和の若者にも、言葉を選んで上から目線にならないように。
昔はXXだったと武勇伝を語らないように。
片方だけの時代では分からないバランス感覚なんでしょうね。
昭和の古い考え方も、反発しながらも理解しようとしてきました。
父はザ・昭和な人でした
(お水は“お冷”、FAXを“ゼロックスして~”と言ってました 笑)
「女に学問は要らぬ」と言って、進学に口を出して来た人
でも、私が短期で海外へ学びに行く時、心配そうに笑顔で送り出してくれた人。
父なりに、私を理解しようとしてくれていたんだな、、、とその時に思ったのでした。
どの時代にも良い面・悪い面があり、甲乙などないのですね。
大切なのはその時の価値観を理解して、歩み寄る気持ちなのかもしれません。
ワタシ、時代遅れだけど・・・暖かい目で見守ってくださいね (・∀・)
ところで・・・こういうの、オジサン構文って言うの? 笑
ふと最近昭和ブームだと聞き、、、昭和時代をLIVEで生きたあの頃を思い出してみました 笑。