ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

まっとうに生きよう

朝晩寒くなってきて、首周りを保温するためにストールを愛用しています。

こちら、2年前のミャンマー旅行の自分土産。

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カヤン族(俗称は首長族)(金のリングを首にはめ、首が長いほど美人と言われる少数部族です)に会いたくて、そこの伝統的な織物だと言われて買ったのでした。

 

あの時はまだ平和でした。

アウンサンスーチ―氏は皆から愛されているし、街もノンビリして平和でした。

翌年に軍事政権のクーデターが起きたのでした。

 

今こうして、ミャンマーの事を思いながら大切に使っています。

 

あの時通訳してくれた人たちは元気かな?

レストランや地元のお店で交流した人たちは、大丈夫だったかな?

 

とても温かく、優しい人たちでした。

 

世の中にはコロナで生活が苦しい人も沢山います。

紛争で静かな暮らしなど考えられない人も沢山います。

難民で粗悪な生活環境の中、どうにか生き延びている人もいます。

 

その人達は何も悪い事なんてしてないのに。

 

自分がのんびり家のソファーに座り、お笑い番組でガハハと笑ってる時間、、、どこかで苦しくて涙している人がいる。

そのことを忘れちゃだめだな・・・と思うのです。

 

直接代わってあげる事も出来ないし、そんな勇気もないけど ( ;∀;)

募金や援助などは出来ても・・・

自分ひとりでは救い出す事も、

世の中を変える事も出来ないです。

 

そんな私が、せめて自分が出来る事は、ちゃんとまっとうに生きる事かも。

 

無駄に人の揚げ足を取って非難したり、不平不満ばかり言っていたら、そんな世界中の苦しい涙に申し訳がない。

「そんなんだったら、人生変わってよ」と言われてしまう気がします。

 

恥じない生き方をしないと・・・

普段なかなか自分の恵まれた環境を再認識する機会はないですよね・・・。

日本ってすごいな、、、と思うのです。

 

春と秋、ミャンマーのストールを使う度に、今世界中で苦しんでいる人の涙を思い出すようにしています。

彼らの存在を忘れずに、自分もしっかり真っ当に生きなくちゃね。

 

また彼らにも平和な時が訪れますように・・・。

それまで大切に使いたいと思っています。

 

また行ける日が来るといいなぁ~。

観光の途中寄った小さな村の商店で買った普通の石鹸が、これまたすごく良かったのですよ。

1個10円ぐらい?な本当に普段使いの石鹸。(日本の牛乳石鹸的な感じ)

あれ、100個ぐらい買っておけば良かった 笑。

 

あの時、なんとなく思い付きで行けたのは・・・本当にラッキーでした。

中国でコロナが流行りだして中国人の国外移動が制限されて、どこも観光地がすいていると説明があった記憶があります。

・・・あの時は対岸の火事だった。

 

今はコロナは収束しても、軍事政権下ではフラフラっと旅行できないかも。

そう思うと、何かご縁があったのかもしれませんね・・・。