アイカタさんが会社からチケットをもらってきたので、ご相伴に預かり映画館へ。
『Coda あいの歌』 を観てきました。
映画『Coda コーダ あいのうた』公式サイト (gaga.ne.jp)
これから観る方もいると思いますので、あまりネタバレの内容は書きませんが、楽しみにしている方は観た後に読んでくださいませ(笑)。
コロナ禍だからこそ、こういう映画が観れて良かったな~と思ったのが、観た後すぐの感想でした。
誰も闇を抱えた人が出てこないのですよ。
登場する人たち、みんなGood Heart(良心)の持ち主で、ストーリーもちゃんと収まるところに収まる。
主人公の少女も、家庭的には色々あっても家族と仲良く、天賦の才があって、白人社会。
(欧米の合作の映画のようですが、アジア系は一人も出てきませんでした)
そうだよね、そうなるよね・・・明るい未来だよね。
良い人達が上手く歯車を合わせて一歩ずつ希望を胸に進む、心が明るくなる映画でした。
コロナが続き、希望とか明るい未来とか・・・そういうものを疑似体験したい・・・ということなのかな。
そもそも若干人々の心が荒み気味(コラ)な世の中だから、、、こういうサラっと前向きなストーリーが心地良い気がします。
これ、アラフィフのワタクシ・・・逆に普通にコロナなど存在しない幸せな世界で生きてたら、「こんな上手く行くことないだろ」とツッコミを入れたくなったでしょう(笑)
そいういうツッコミを封印し、ストレートにストーリーを味わいました。
そういえば・・・映画館なんて何年振りだろ?
前回はいつ?何を観に行ったっけ?と思い出しました。
『Joker』でした・・・話題になりましたね。
あれは、今見たら余計に心が荒むだろうなぁ~。
社会の不均衡や、やり場のない怒り、疎外感、人のダークサイドを全部さらけ出したような、、、負のエネルギーが半端なかった。
当時ですら見終わった後味の悪さをずっと引ずったのに、、、今見たら若干病みそうですわ (;’∀’)
今回見た映画とは真逆のような世界観でした。
そして思ったのです・・・やっぱり、今こんなコロナで大変な時に必要なのは、さらっと前向きな「Coda」。
フラストレーションがたまっている時は、さらっとしたハートウォーミングなアイテム。
人間の闇をえぐる様なストーリーは・・・重すぎますもん。
私も疲れていたり煮詰まっている時ほど、保護犬の一時預かりさん達と犬たちの日々の成長ブログとか、100均のマストバイなアイテム紹介とか・・・そういうのを見ている方が心が休まりますもん。
負の感情とシンクロしない、穏やかで温かい、どこか離れた世界。
今の若者には昭和の雰囲気が新しいそうです。
おせっかいオバサンや、典型的な下町のおやじ、人付き合いが濃いけど、どこかあっけらかんとした温かい世界に見えるのでしょうね。
求めているものは本質的には同じなのだろうな・・・。
私もコロナ禍においても、ブレずに(笑)呑気にアシュタンガのブログ、自分自身でそういう部分を保っておきたい無意識な欲望なのかもしれません。
か、、、本当にそこまで考えてない・・・単純なのか?笑
コロナとは関係のないところでヒイコラ汗かいて、あーでもこーでも・・・試行錯誤して楽しんでいるのは、心の健康のためにはやっぱり良いのかもしれないですね。