実家の話。
父と飼い犬がほぼ同時期に他界後、ずっと母は一人暮らし。
明るく面白い母で、おかげさまで周りに助けられながら頑張っています。
おかずを分け合ったり、お米やお醤油を貸し借りする、昔ながらのご近所づきあいが残る地区で良かった。
私が幼少期から犬を飼っていました。
最後のビーグルを看取った後、母は「犬はもういい。自分の寿命が分からないから残しておけないし」と言って、近所の犬の世話をする事はあっても、自分では飼いませんでした。
独り暮らしで寂しいだろうと、猫や鳥なども勧めましたが、首を縦に振る事はありませんでした。
それが、突然「家族が出来ました♪」のご報告。 (゜o゜)
猫が居ついたそうです・・・買ったり貰ったのではなく、勝手に居ついている状態 笑。
一区画隣にいた地域猫で、本来の飼い主さんもいるけれど、自由奔放で家に居つかず外に出していると。
それがまた、何故か実家を気に入ったらしく・・・。
家に入れた途端にソファーでくつろぎ、翌朝になると母を2Fの寝室に起こしに行く慣れっぷり。
あれよあれよ、、、と言う間にすっかり居ついてしまった・・・と。
飼い主さんにも話したところ、「良いのよ、是非よろしくね!」との事。
去勢済み、3歳児のピース君・・・地域猫から、実家の居候になりました。
いつまで居候するのかナゾですが、しばしの楽しみ (*‘ω‘ *)
それからは電話の母の声も張りがあって、元気になってるし。
可愛いと言ってご飯の世話をし、楽しく過ごしているようです。
外に出してもご飯だと呼べば戻って来るし、名前を呼ぶと尻尾で反応するらしい。
頑なにペットを固辞していた母ですが、、、やっぱり嬉しそう。
時の流れとタイミング・・・その時が来ると自ずとチャンスはやってきて、すっと受け入れられるものなんですね。
収まるところに、収まる。
私がペットを勧めていた時はそのタイミングではなかったのでしょう。
独り暮らしに慣れ、コロナがあって・・・の今、だったのでしょう。
そうそう、元々通いでご飯を食べに来ていた野良猫ミーちゃんは、ピース君の気配を感じて遠慮するようになったそうです。(他にいくつも別宅があって、ご飯も困ってないらしい)
ミーちゃんも、伏線だったのかもしれませんね。
頼っちゃえ - ヨガの小路を散歩して (hatenablog.com)
ヨガなんてやってると、そういう見えないタイミングがあって、ハマった時は流れに乗って自然と受け入れられる・・・という事が感覚として分かるような気がします。
自分では見えてなくても、整った時には勝手にソレは起こるのです。
ダルマ・・・自分のあるべき、なるべき方向。
ダルマに沿っている時は、障害が自然と取り除かれて、「呼ばれている」という程すんなり進むもんです。
ヨーガ哲学を齧っておいて良かった。
多分、母にとって今回の猫との同居は、そういうダルマだったのでしょう。
(↑どういう?? 笑)
私にも何か変がある時は、抗ったり躊躇ったりせず、受け入れる・・・準備だけはしておこうと思います。
ハリネズミ(今飼ってみたいペットNO.1)、カモン!!