ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

非常事態こそ、プラクティス

VATA体質なので、極力同じ生活リズムで日々を送るよう心掛けているのですが・・・。

そうもいかない事態になりましてん・・・。

 

実家に一人で住む80歳の高齢の母が、自宅で高台から転落して左手を骨折という、、、非常事態。

プレートを入れて固定する手術することになり、入院。

 

青天の霹靂。

 

昔からおっちょこちょいでしたけどね、、、もう歳なんだから無理しないで欲しいモノです。

キッチンの換気扇をいじろうとしたらしいです。

 

急な事でもあり、「え~・・・えぇ!?」としか言葉が出ず・・・。

(本人もすっかり意気消沈で・・・)

 

幸いリモートOKな会社なので、急遽実家でリモート勤務したり、入院手続きに行ったり・・・・。

バタバタと慣れない事ばかりが続きました。

 

それにしても親子なもんで、アホな事ばかり言っています。

「左手で良かったね~、頭や利き手の右手だったら大変だった。

足を骨折したら歩けないし・・・、幸い左手は、、、どうにかなる (‘ω’)」

 

「にしても、、、実は左手って使えないと・・・チョイチョイ困るのよね~。

瓶のふたが開かなくて、この前見ず知らずの人に開けてもらったわよ(笑)」

 

「そだね、左手さまさま。頭とか打たないよう、天の空からオトンが下敷きになって守ってくれたんじゃん?墓参り行かんとねー。」

 

そんな感じ。

 

母はギブスをはめながら・・・ご近所で会う人ごとに武勇伝のように骨折の話をしているようです。

 

ケガや病気に負けないメンタルも大切ですからね・・・

武勇伝が段々大風呂敷を広げ過ぎて、事実とは全く違う話になってるのかもしれませんね。

自分から出た言葉や、相手からかけてもらう言葉で、元気や勇気が出るならば・・・しばし放置しておこうと思います 笑。

 

「非常事態の時の態度や言葉に、その人の本当の姿が見える」 と言われているそうです。

なるほどなー。

割と周りがどんな態度なのか、、、シレーと冷静に観察している・・・腹黒悪魔です(笑)。

 

私自身・・・非情な娘と映ってない事を願います。 (;’∀’)

「え?ギブスしてるの?ペン持っていくからさ、絵とか書こうよ♪」 (←完全におちょくってるやろ)

 

あ~・・・アシュタンガのプラクティスをやっていて良かったな・・・とシミジミ思っています。

アーサナだけじゃない、心の学びも受け取っているからね~。

 

バタバタはしているけど・・・ジタバタはしてない。(と思う・・・個人の感想です)

悲観的になって不安を増幅させるのではなく、ありのままの現状を受け止めて、最善を尽くす事だけにフォーカス出来ています。

いまんとこ、ね。

 

割とアシュタンギの方達は、マインドが安定していると思うのですよね・・・。

それに一歩でも近づけている感覚があるのは嬉しいもんです。

 

そして、そんな非常事態の時だからこそ・・・プラクティスをしています。

気持ちをリセットしたり、マインドの波を落ち着かせたり、そういう方向のプラクティスです。

少ないチャンスで、限られた時間で出来る事を・・・って思うと、逆に集中したプラクティスが出来ちゃうものです(笑)

 

普段から“クィーンofダラダラ練習”の称号を欲しいままのワタシが、、、集中ですとっ ( ゜Д゜)

 

昔、chama先生がお父様が入院中、介護の傍らベットの脇でプラクティスしていた・・・という話をふと思い出しています。

(多分、そんな話だったと思うのですが、かなーり・・・うる覚え

 

そうだよね、自分がまず整ってないとね。

すごく分かる気がしています・・・・。

 

私もリモート勤務で実家に行く時は、マットを持っていこうかと思ったのですが、、、居候猫のピースと遊んじゃうなと思って止めました(笑)。

ピース > アシュタンガ の構図。

目の端に見えるだけで、完全に囚われてしまうに違いないです。

 

猫にはそのくらいの破壊力があるのですよ・・・。

なので、プラクティスはやっぱりスタジオか自宅でやっておこう。