ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

そんなこたぁ~ないですよ

周りから持たれているイメージ、それは肩書や職業等々、色々あります。

周囲から期待されているイメージなんでしょう。

 

医者や弁護士はお金持ち。「先生」と呼ばれる風貌や立ち居振る舞い。

モデルは、もちろん見目麗しく、いつでも最先端のオシャレで着飾っている

スポーツ選手は、日に焼けた肌に、実直な性格。逞しい筋肉。

 

ちなみにヨガインストラクターは・・・

透明感があって、凛として優しく、元気。健康志向が高く、姿勢良く歩いている。

・・・のような、感じでしょ。

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いやいや、少なくとも私は違いますよ(笑)。

化粧っけもなく、おばさんで、ポニョっとした体形、キラキラとは正反対。

カップヌードルだって食べるし、TVを見てる姿は猫並みに姿勢が悪い。

便秘だってするし、寝不足でクマが出来てる日もありますヨ。

 

みなさん、思い描いている姿は、表向きですよ(笑)。

 

アシュタンギ/アシュタンギーニとなると、更にストイック。

女子は、ストレートの黒髪、化粧をせず、脂肪のない身体と、均等な筋肉。

男子は細身で、手足が長く、ロン毛でまとめているか、坊主だったり。

ベジタリアンで、「エネルギーが」とか「パワーが高い」とか、見えてるんだか良く分からない事を言う。

おやつはナッツかドライフルーツ。オーガニックコーヒーをブラックで飲んでる。

服装もインド綿とかのエスニック風なものをサラリと羽織る。

いやいや、もう一度言います、ちゃいますよ!(←なぜか関西弁)。

 

そういう人もいなくはないかもですが、、、少なくとも私の周りにはいません。

結構皆さん良い意味で、フツー。

ボリボリとスナック菓子も食べるし、オシャレさんな女子も多いです。

多分道端で遇っても、アシュタンギーニとは分からない。

私、セドナまで行きましたが、何も感じず・・・(笑)。

ずっと、アイカタさんと二人で、「ボルテックス??はぁ??」と言い続けた記憶。

 

「アシュタンガやってます」というと、スピリチュアル&ストイック女子だと勘違いされたりします。

でも、やってる事って、ラジオ体操みたいなもんですよ。

朝起きて、同じアーサナを毎日行う。そして清々しく1日を過ごす。

スゴイもんでも、選ばれしモノでも、何でもないです。

 

セカンドやってるからスゴイや、ハーフプライマリーだから恥ずかしい等、思っちゃいますけど。

ラジオ体操第一だろうか第二だろうか、どっちでも良い気がしますもんね。

アシュタンガやってるからスゴイもなく、一般のスタジオのハタヨガだって学ぶ事は沢山ある。

 

アシュタンガの小さいコミュニティに目を向けすぎてしまうと、浮世離れ的な感覚になります。

ポーズがどうこう、、、ではなく、アシュタンガを通して自分の人生がどうあるべきか、という広い視野が大切ですね。

 

日々健やかに&穏やかに過ごすために、朝からラジオ体操に励む更年期間近の45歳のおばちゃん。

スピリチュアル的な能力はゼロ、ストイックさもゼロ。

アシュタンギ/アシュタンギーニって、ちょっとスペシャルだと思ってるでしょ・・・・。

そんなこたぁ~ないんですよ、実情は。

 

私にはたまたまアシュタンガが合ってるだけで、人生を豊かにするものであれば、何でも良いんですよ。

畑仕事や、毎朝玄関をキレイに掃除する習慣だったり、もしくは丁寧に静かに豆から挽いた一杯のコーヒーでも。

心の豊かさや幸せって、実は身近なところにあったりするんですよね。