ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

椅子ヨガ 卒業

住居マンションの居住者を対象にした椅子ヨガ、卒業です。

バクティだ!と受ける方はもちろん、教える私もタダで3年間。

隔月ではありましたが、あっという間の3年でした。

 

最初は不安だらけでしたよ。

椅子ヨガだから、集会所の椅子をタダで使うし初期経費ゼロ。

おかげで、マンションの管理組合も喜んで協力してくれました。

(費用ゼロ、予約ガラガラの集会室を使うし、ウィン・ウィンでした)

それだけでも有難かったです。

 

本格始動の前のお試し会、4名のご参加。

それでも来てくれた人に精一杯楽しんでもらうように頑張りました。

誰も来てくれなかったら止めようと思ってたので、嬉しくって即開催決定です。

 

そして3年で、気づくと固定メンバーが出来て、毎回10名くらいの所帯に。

みんな楽しみにして、多少身体が辛くても来てくれるんですよ。

昭和の女性は芯が強く、情が厚い。

 

2か月に1回、体力の向上を本格的に目指したものではなかったです。

それでも歩くために太ももの筋肉を使う事、外に出る事、笑う事、食べる事、沢山大切な事をお話ししました。

江戸っ子の皆さん、話は止まらず、脱線だらけで、身体も動かし、口も動かし(笑)。

気分転換にはなってくれていたハズです。

 

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毎回、ちょっとした脳トレの遊びも取り入れました。

ちゃんとヨガとして呼吸を整える時間も持ちました。

 

私もシニアヨガとしての学びの場となりました。

身体機能が制限されている方や、耳が多少遠い方、手術を乗り越えたり、一人暮らしで会話が普段から少ない人だったり・・・。

インストラクションだけでなく、人としての接し方や、交流の大切さを学ばせてもらう事ばかりでした。

皆さん私の倍の人生を生きているのに、「先生、あのね~!」「先生、先生」って、声かけてくれて。

先生は皆さんの方ですって言いたくなります。

 

同じマンションに住んでいるので、普段からスーパーや近所歩いてて、ばったりなんて事あります。

それでも「あら、先生、お出かけ~?」なんて、声かけてくれて。

(先生なんて外で声かけられると、照れますわ)

 

3年続ける事が出来ました。これも、本当に参加してくれる皆さん、協力してくれる管理組合の皆さんのおかげ。

それでも、3年を前に立ち止まってみました。

 

実家の母も老いて来たので、もうちょっと頻繁に顔を出してあげたい

イカタさんとゆっくり出かける日を作りたい

日曜日は唯一の休み(平日は仕事/土曜日はヨガクラス)、2か月に1回とは言え自由に使いたい。

 

少しずつ優先させたい事が変わってきたのも事実です。

 

そう思い、丸3年で卒業する事にしました。

とは言え、まだ同じマンションにも住んでいるし、ゲリラ的にやる日もあるかもしれません(笑)。

自分の気持ちに素直になって、今回は笑顔で卒業さえてもらう事にしました。

 

3年間で学んだことはこれからのヨガライフに確実に残る宝物です。