ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

反対のこと

褒められたら「いやいや、そんな事ないですよ」

アドバイスに対して「でも私的には、努力はしてるんですよ」

 

よく聞く言葉です 笑。

実際私も使います・・・大体、言い訳したい時か、逆に照れ隠し。

心が慣れていない環境に置かれたときに、咄嗟に自己防衛に走ってしまいます。

一気に振れた針を、ニュートラルな心の安全地帯に戻そうとします。

 

言葉通りに素直に受け入れるのに、少し時間がかかりるのよね。

アマノジャクだから 笑。

 

「ありがとう」

「そうだね、そっちの方向でもう少しチャレンジしてみるよ」

 

そうやって素直に言えたら、私ももうちょっと良い人間になれるような気がします。

 

な~んで反対の事言っちゃうんだろね。

せっかくの言葉をくれた相手も、なんだか褒め損、アドバイス損な気分にさせちゃう。

 

アシュタンガをやっていると、お褒めの言葉を頂きます。

「そんな毎朝続けられてるなんて、ホントに凄いよ~」

私、咄嗟に「いやいや、大したことないって。ほんと、毎朝公園でラジオ体操しているオジ・オバと同じよ~」と言葉が出る。

(若干、ラジオ体操をディスってる感もあるけど、一旦スルーしてください)

・・・そうするとせっかくお褒めの言葉をもらったのに、「いや、凄いよ」「凄くないよ」・・・で、終了。

褒めた言葉だけが溶けて無くなっちゃう感じ。

モッタイナイ。

 

本音は「ホント、自分でも凄いと思う~。でも面白くてやめられないんだよね~。」

そこから話は広がるし、自分としてもお褒めの言葉を心のポケットに大切にしまい込めるし。

 

逆に言い訳する時もそう。

「XXすれば良かったんじゃない?」という、自分でも心が痛いポイントを指摘されると、自己防衛に走ります。

「いや、私だって努力はしたんだよ」「今更そんな事言われたってさ~」

・・・素直に聞けない、私。

アドバイスしてくれた方を逆に非難しているような・・・ゴメンナサイ。

 

心が頑ななのね。ヨガで邪悪のたまり場のお腹をほぐす修行中~。

 

一人でいる時は素直ですよ。

「お、ワレ天才♪」とか、「〇〇すれば良かったね、あたしバカよねぇ~、おバカさんよね~」とか言ってます。

 

心は強くなれたり、弱くなれたり、自分の気持ち次第で色々変化できます。

弱くなった時ほど、反対の事が出てきやすい。

ブコメドラマとかソープオペラ(なんていうの?昭和ではトレンディドラマと言ってたヤツよ)では、強がった女性はモテるのに 苦笑。

現実はだたのアマノジャク。

 

そして心は時として、冷たくもなります。

特に人のぬくもりを感じないような、活字だけのやり取り。

反対の事を言うだけじゃなく、相手の非難まで始めて大炎上なんて事態もありますからね~。

 

心って、自分の真ん中にあって、自分でちゃんと温めてあげておかないと、相手に届ける時に違った姿になってしまう事があるのよね。

冷えてしまうと、乾燥してカサカサになって、攻撃したり、優越をつけたり。

温め方を間違えると厄介で、自分だけが良ければ、他人はどうでもいいとかね。

エゴの大暴走。

自分を好きになると、自分の周りの人も好きになる、周りの人のその周りに人も好きになる。

自分を卑下すると、心の奥で自分の心が泣いている。それがいつしか攻撃に代わってしまう事も。

 

自分の心、ちゃんと温めてあげましょ。みんな、みんな一生懸命生きている。

 

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毎朝ラジオ体操しているオジ・オバだって、考えたら凄いですよ。

(一応フォローしておきます)

わざわざある程度支度を整えて毎朝公園へ行き、ひたすら無言で身体を動かし、最後はゴミも残さずサッパリ解散、、、毎日ですよ!

噂話や人付き合いのうまいバランスを取って、上手に日々を暮らしていらっしゃる。年の功ですね。

 

私もまずは自分の心を温めて、素直に答えられる人になろうと思います。

ヨガがその助けになるはずです。

まぁ、確かに若い頃に比べたら、随分とOPEN MINDですよ!

 

そして、ブログにもたまに登場する、ニッポンのサラリーマン・アイカタさん。

口癖は「大丈夫」。なんでも我慢しようとする。

最近その大丈夫にもレベルがあるらしい事を知りました 笑。

よ~く見たら、顔に出てる!

口から出る大丈夫と、実際の心の中は、私よりアマノジャクだ。