ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

身体は心を映す鏡

カポさん・・・毎朝の一大事。

久しぶりに先生から変化を指摘してもらいました。

「落ち着いてきたね」

 

別に深まったわけではなく(ガックシ)・・・見た目の大きな変化はないのです。

でも毎週ちゃんと見守ってくれる先生だから、言葉の重みがあります。

 

なにせ、、、毎回無酸素状態で自分とのガマン比べの形相でやっております(笑)。

手をマットに下ろしてから足の指先まで歩かせる間、心の葛藤はすさまじいです。

 

おかげさまで・・・(何を?)かなり体は緊張し、呼吸は小さく荒く、関節はロックした状態。

半分パニックになって、アワアワと焦りが周囲に伝播するくらいのバタバタぶりですヨ。

 

それが「落ち着いた」って、すごい進化の誉め言葉なのです。

 

その時は先生がアシストしてくれるタイミングまではバタバタしてました(笑)。

ですが、すでにその日の(自分で課した)ノルマの3回を終えていたので・・・

「え~い、ダメでも先生に支えてもらっちゃお♡」ぐらいな、切羽詰まった感のない・・・落ち着いた状態でした。

オマケの1回はボーナスステージみたいなモン。

(月曜日担当の先生は、ビニール手袋&消毒で最小限のアジャストしてくれます♡)

 

そんなタイミングと気持ちが功を奏して、いつもより冷静に自分を観察する余裕があったのです。

 

その余裕が呼吸を呼んだのかもしれません。

いつもより無呼吸の感覚が少なかった(冷静に自分を観察できてたって事よね♪)

見た目は何も変わりない姿ですが、少しだけ体の緊張が緩まって苦しさが軽減されました。

 

心の余裕が体にスペースを作ってくれた・・・(と信じています)

 

怖い、嫌だ、苦手、無理・・・その心のままでカポに入ると、心が体に影響して緊張した硬いまま・・・苦しい

何も考えずに、上手くやることも考えず入ると、呼吸と体の緊張が少しだけ解けた状態に。

 

心の状態は呼吸に影響し、

呼吸の状態は身体に作用します。

リラックスした呼吸であれば、体もリラックスして無駄な力が抜けるはず。

 

TVで高校の吹奏楽部のドキュメンタリーを見ました。

有名な強豪校ながらコロナ禍での葛藤。

メンバーの一人が自主練は続けてきたものの、仲間と同じ音が出ない事に気づきました。

多分、孤独感や閉塞感が、指先や喉や呼吸に無意識に影響を与えてたのかもしれません。

仲間のサポートによって克服する様子は、、、おばさんTV前で涙しました。

先生も「心で音色が変わる」という表現をしていました。

 

そのくらい繊細なんですよね、人間の体と心って・・・・。

 

苦手なアーサナほど、そう言った心の葛藤が無意識に身体に出てしまうものです・・・。

呼吸も浅く荒く、、、余計に焦って更に体が緊張する無限の負のループ。

 

落ち着くためにはどうしたら良いのか・・・。

今のところ私の解決法が一つです。

 

「慣れる」 (‘ω’)

辛い、キツい状態のアーサナでも、それに慣れれば心の余裕が生まれます。

そこで次の呼吸や緊張の弛緩が生まれるタイミングを待つ。

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いつ慣れるのか、、、個人差大きいですね・・・。

私、カポはあと数年は慣れるのに時間がかかりそうです。

無理をせず、毎朝のメインイベントと揶揄しつつ、楽しむくらいの気持ちでチャレンジし続けようと思っています。

手が足先に届かないと、この世の終わり・・・と滅入る気分でしたが、最近はソコに重点を置かず、骨盤を前に出してお腹を伸ばす意識重視です。

足先に触るか触らないかは、、、オプションです (*’ω’*)

 

やりたくないけど、やりたい・・・今はそんな矛盾した乙女心の心境で毎日がハッスル。