ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

不足を補う大人の解決法

プロスポーツの選手は、輝かしい実績があれば引退後にそのまま指導者となるケースが多いですね。

でも実際は名指導者と言われる人々は、現役時代は注目され続けた花形選手じゃなかったりします。

 

また、名誉職と言われるような医学部長や大学長とか、、、その研究や知識では抜きんでた実績があっても、実際のマネジメント能力は別問題ですよね。営業、財務や人事管理・・・やれやれ。

 

もちろん両方兼ね備えた人もいますけど・・・大半はどこか欠けてる(から、一方で秀でたりするのでしょうけど)

 

ま・・・どっちも無いので想像ですけどね (←捨て鉢なセリフ (・∀・))

 

もちろん努力する事も大切ですが、、、

「足りない部分を補足するブレーンを持つ」という大人の解決法もあります。

二人三脚、もしくは三人四脚でも (‘ω’)

 

ヨガのクラスもそうですね。

アーサナが美しく柔軟な身体を持った、手足の長い美しいイントラさんでも、それだけで人気になる訳ではなく・・・。

見てるだけならば美しいですが、指導力がないと単なるパフォーマーになってしまいがち。

クラスの主役は生徒さん達であるべきなのに、先生のナルシスト・タイム・・・私を見て見てセッション。

(イケメン・イントラさんなら、それでもファンが着く気がします ( ゜Д゜) )

指導能力が足りないと思ったら、自分で努力をしつつ、成長するまでの間は生徒さんを確かな目でアジャスト出来るアシスタントさんが必要ですね。

 

以前、スタジオで「先生歌ってる??」というぐらい、大きなビブラートのカウントが部屋中に響き渡るクラスに遭遇。

「え?この先生は自分の声を響かせるのに夢中なんじゃ (;’∀’) ??」と気になった事がありました。

ワタシだったら、、、やりずらいだろうなぁ~「ワァァァ~ン トゥゥゥ~ ♪」集中出来ないかも(笑)

 

シレっと小窓から覗くと、先生は声の響きがよいように立ち位置をキープし、生徒さんたちをじっくり見てる気配がなかった…汗

 

先生として、もちろんご自身のアーサナも美しいのでしょうが、、、ヨガを教えるとアーサナが出来るは違うんだろうな~・・・。

 

人気の先生は、生徒さんに即興で的確なアドバイスが出来たり、身体の使い方を分かりやすく説明できるスキルがある方が多いですね。

自分の積み重ねた経験で、多方向からのアプローチが出来る人。

声で言えばリラックス出来るような落ち着いた声のトーンが人気だったりします。

 

ハンドスタンドや、足を首にかけられる人が教えるのが上手いとは限らないのですヨ。

TTではアジャスト等は沢山学習しますが、それだけでもクラスは成り立たないのですよね。

生徒さんを惹きつけ、引っ張り上げて行く指導力が大切だったりします。

 

逆に指導の技術が素晴らしいのに、もっと上手く宣伝したり知ってもらう機会を作ればいいのに・・・と思う先生もいます。

そういう人は宣伝して広めるとか、営業に興味が無い人が多いですからね(笑)。

上手くマネジメントしてくれる人とタッグを組むと良いのかもですね。

 

大切なのは自分はどこに長けていて、足りないのかを客観的に把握する事。

足りない部分が自分で補えないならば、そこに長けている人の力を借りる事。

予約&経費管理が苦手ならばITツールもいっぱいあるし。

 

アンテナを広げて、謙虚に弱点を客観視して補う方法を見いだす。

こういう事が出来る人が地に足をつけて強く生き残るのかもしれません。

 

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(太古の昔から生き残って来たトカゲさん、レスペクト!! 爬虫類苦手だけど)

 

そして、そういう人はいつのまにか大きな成長をするんですよね~・・・。

私も成長したいわ~・・・ハミ肉ポニョだけは成長するんだけどさ~・・・アーサナはねぇ・・・(´・ω・`)