ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

焦らない・・・焦らない・・・

通勤電車の帰路の途中で、運転調整します~というアナウンスと共に電車が全然動かない事態。

別の車両で設備点検があったようで、都内の過密運行スケジュールでは線路内の電車の間隔が詰まり、すぐにこういう状況になります。

 

隣の女性が明らかにご機嫌ナナメで大きなため息をつき、進まない電車にイライラされておりました・・・。

 

そして、5分ぐらいして我慢できず・・・舌打ちしながら振り替え輸送をしている路線へ向かうべく席を立っていきました。

・・・そのすぐ30秒後ぐらいに、電車は動き出しその後もスムーズに運行しましたとさ・・・。

 

彼女がもう少し我慢出来ていたらよかったのに。

イライラしている時ほどそういう判断のタイミングでしくじるのよね・・・。

 

「短気は損気」ね。

 

怒りや感情に囚われてしまっている時の判断は、けっこうヤバい(笑)。

 

ラクティスでも、あるある・・・ですね。

ケガをしているのに、どうしてもやりたいアーサナがあると、エゴに囚われてしまって体のことは二の次になります。

・・・更にケガを悪化させたり、別の場所を故障したり、、、色々やってきました (*‘∀‘)

 

怒りの感情が湧いたままでマットに立つと、身体を乱暴に使いがち。

無理やりひっぱったり、捻じ曲げたり・・・自分の身体にストレスをぶつけているような動作になってしまいます。

これもケガのもと。

 

焦っていたり、他の物事に囚われていると、呼吸で観察したり体の緊張を解いたりが出来ずに、鼻息荒く&増々雑な動きになってしまいますねー。

 

そういう時に頑張っても、全然楽しくないし充実しない、、、プラクティスとなります。

 

短気は損気ですよ・・・ほんと。

 

ほんの、一呼吸・・・プラクティスを始める前に、ゆっくり丁寧に吸って&吐いてみる。

それだけで背負っていた負の感情が軽くなったりします。

 

タイミング悪く電車を降りてしまったイライラお姉さんも、鼻息荒かったもんなー(コラ)

そんな呼吸で呼び込んでしまうのは、バッドラックですよ・・・。

 

私はマイソールプラクティスでも、太陽礼拝の前に心でチャンティングしています。

マットを敷いたらすぐ練習する人が多いので、、、、何のんびりしてんだ??と思われているかもしれません。

おまじない・・・みたいなもんですよ。

怒りや焦りなどの感情を、一旦マットの外に置いていくための、、、おまじない。

 

おかげで呼吸が整い、静かな気持ちで・・・エーカム・インヘールを迎い入れられます。

 

始まりはスロースタート。

本当は出勤時間を鑑みて、練習を早めに終わらせたいのだけど、、、その時間だけは乱したくないのですよー。

おかげで練習後1分で立ち上がりマットを片付けて、、、猛ダッシュなんてこともありますけどね(笑)。

(夏は汗を拭いたり、ドライシャンプーで髪を整えたり・・・冬より身支度に時間がかかります)

 

バタバタっとマットに立ってすぐ練習をしてみたのですが、やっぱり心が落ち着かない。

シャバの色々なものを引きずって、最後まで心が慌てた状態でした。

きっと、こんな状態で日々練習をしていたら、、、ワタシ・・ケガ三昧です(苦笑)

焦って起こす行動には、失敗が多いように・・・心が慌てた状態のままプラクティスしても心のお掃除は出来ません。

 

もともとセッカチさんなので、、、誰よりも一呼吸テンポを遅くゆっくりめを心がけております。

安全第一、通常運行・・・なによりコレが一番。