異常気象のせいでしょうか・・・ベランダのプランターのバジルがまだまだ元気です。
元々強い植物ですが、まさか東京では真冬でも育つのか・・。
植物のような生き物は、マニュアル通りに行かないものです。
株自体の強さや、周りの環境、天候など・・・様々な要素と偶然が重なって、大きく育つもの、真夏の暑さに負けたもの、様々です。
ただ、それが育てる楽しさでもあります。
色々試行錯誤や工夫を考え、独自の方法を試したり、自分で考えて情報と勘で勝負してみる 笑。
裏目に出る事もあれば、上手く行く時もあり・・・それもやってみないと分からない、運試し。
もし自動制御システムで勝手に育ったら、均一で失敗が無いかもしれないけど、、、楽しくないかもなー。
(農業が生業の人は、生活に直結するので安心かもしれません・・・あくまでも趣味の家庭菜園でのお話)
最近の世の中は、試行錯誤の回り道やお試し寄り道などが・・・少なくなりましたからね。
そういう試行錯誤の楽しみも一緒に減ってしまった気がしています。
ネットで検索すればすぐ答えが出てくるし、
文章を悩んでいたらChatGPTが勝手に書いてくれるし、
何でもマニュアル本があるし、
便利な一方で・・・考える力が弱る一方な気がしています。
お膳立てされ過ぎて、自分で創り上げるという能力が退化してしまわないか心配です。
発起、立案、決定、改良・・・全部今後はITとAIの分野になっていくでしょうね。
そんな環境が当たり前の今現在の子供たち・・・将来自分で考えて切り開く能力は大丈夫なのだろうか?
スマホを持てば、既に学校やクラスのLINE グループがあって、
学校の宿題は、ネットで調べた回答をコピペすれば良くって
読書感想文や夏休みの自由研究は、ヒントややり方などChatGPTが全部教えてくれるので、指示に従うだけ。
何をするにも、まずはネットでヒントや正解を見つけてから・・・が当たり前の時代。
私の子供の昭和の時代は、選択肢が少なかったおかげでノビノビと育ちました。
陰湿なイジメもなく、放課後は校庭や近所の広場で遊んだり、犬や猫も当たり前に外に放されていました。
その分、遊び方を自分達で考え、友達同士でルールを決め、ケンカをしたら自分達で仲直り・・・。
自分達で考えて、友達と対面で直接やりとりするしかなかった時代ですからねー。
寄り道や回り道は多かったけど、正解を自分で見つけ出す力は子供の頃に培ったような気がします。
そして寄り道や回り道を沢山したおかげで、経験値は積みました(失敗も成功の経験値もどっちもですね)
今の子供は失敗したり、赤っ恥をかく事も無いのかもしれませんねー。
ワタシ、一杯しましたよ。
今では笑い話のネタとなって尽きる事はありません。
人生の長いスパンで見た時は、危なっかしい反面、面白い人生かもしれませんね。
今の子供たちは、自動制御システムで育てられた植物のように、均一&均等を良しとする傾向なのでしょうかねぇ。
笑われたり目立つのは嫌がりますからね。
「個人の本質」とか「個々の特徴」とか、淘汰されてしまうのは少し悲しい気がします。
トンガっていこーぜ!! 笑。
ちょっとぐらい恥かいたり、笑われるってのも・・・人生よ♪