ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

森を見よ、楽しくね。

「木を見て森を見ず」という言葉。

細かい一つ一つ気を取られて過ぎて、全体像を見失ってしまうような状態。

 

本来の目的や、ゴールを俯瞰的に見ましょう・・・という事を言う時に使いますね。

英語で言うと、「Birds‘ eye」 鳥のように上から見渡すように物事を見なさい・・・という感じ。

 

日々タスクに追われると、〇〇がダメだ、XXが違う、△△が足りない・・・色々細部にばかりフォーカスしてしまい、心が凹みがちになってしまいます。

そういう時に・・・一歩引いて俯瞰的に物事を見てみると、色々違う考え方や(諦めも含め)、、、冷静になります。

 

これって、プラクティスを続けていたり、Meditationの習慣があると、そういう事に気づきやすいような気がしています。

目の前の事だけに囚われないように、呼吸を深く一旦頭を鎮める作業。

 

会社のお偉い方より、「それぞれの対立する両方から時間差で会議に呼ばれ、相手の文句を交互に聞かされるという・・・シビれる状況もありました」(笑)・・・という言葉を聞きました。

そんなピンチな状況を・・・“シビれる”とシレっと表現できちゃうのって、、、何か、良いな。

 

当事者同士に挟まれ、どうにもならんっ・・・っていう状況を、客観的に・・・そしてユーモアを持ってそう言った言葉が出たのでしょうね~。

真面目過ぎちゃうと、細部まで気を使い過ぎて・・・自分が動けなくなってしまって病んじゃうのでしょうね。

 

今、客観的にどんな状況なんだろな?

これに飲み込まれない方が良いんだろうな?

 

個人の感情は一旦置いて、冷静になれるタイミングが生まれるような気がします。

 

私も「ピンチ!!」と思えるようなタイミングで「シビれるねぇ・・・」と思う事にしています。

その状況を面白がる思考にスイッチが変わるので、なかなか良さそうです。

 

シビれる状況で、自分がどの立ち位置でどのような振る舞いが適切か・・・大局を見極める気分ですよ。

 

そういう「森を見よう」という視野の広さはプラクティスで養われたと思っています。

しかも、ユーモアを持って&与えられた環境で豊かに過ごすという、ヨギーのソウルよ。

 

そうやって俯瞰的に見るクセをつけると、

「ちっちゃい事は気にしない、ワカチコ ワカチコ♡」 (←知ってます?ゆってぃのフレーズです)

・・・小さな事にイチイチ腹を立てなくなってきます。

自分の心の健康の為にも良い気がしますよ。

 

森全体を管理するのに、一つ一つ木の枝ぶりがどーの、葉っぱの形がどーの・・・イライラしていたら身が持ちませんね。

それよりも、森全体が活き活きするために必要な日の当たりや風通しや土壌など・・・そっちよね。

Birds eyeだったら、もっと高い目線で環境破壊や土壌汚染まで含めて考えそう。

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今は・・・鳥の目より・・・ドローンのカメラか!?

 

そこまで行くと、人類平和とか、地球家族とか・・・そっちまで飛んじゃいそうですけど、逆言えば、そんな人類一丸となって急いで取り組まねばならない課題があるのに、〇〇さんが気に食わないとか、XXの仕事のやり方が嫌いだなんて、、、言ってられないですね (;'∀')。