ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

素人の心地よさ

白状しますが、私のジョギングのウエアは、、ダサいです。

はい、敢えての、、、ダサいチョイスにしています。

 

ジャージ。

 

何故なら、ジョギングが上手じゃないから。

 

着こなせてない感の新し目のジャージを着て、普通の運動靴。

どやっ・・・「ザ・初心者」の、とりあえず走ってみました感。

 

わざわざその素人感を出しています。

 

格好から入るタイプなのですが、敢えてのダサさ。

逆に一流のアスリートのようなウエアと靴で、今のようなポンコツなスロージョギングしていたら、、、恥ずかしいわっ。

一流ウエアと靴の無駄遣いのお手本のような情けなさ・・・だな (‘ω’)

 

ちゃんと周りにも「アタイ、ポンコツの初心者なんで、気にせずご自身の走りを楽しんでくださいね」というアピールもあります。

飛ぶようにあっという間に過ぎ去る若いランナーの横で、ジャージの私だけマイペース。

 

それが良いんです。

何も気負いが無く、周りの常連ランナーを気にせず、初心者として堂々として居られるんです。

 

逆に一流のカッコよい最新ウエアだったら、ヘッポコが余計に悪目立ちしそうです。

見掛け倒しな姿は、、、痛い (;’∀’)

 

ヨガもそうでした。

今では一丁前にルルのウエアに身を包んでいますが、、、最初始めた時は、ユニクロよ(笑)。

しかも当時はスポーツウエアの製品も出してなかったから、ユニクロの普通のタンクトップと、イトーヨーカドーのジャージのボトムス。

レギンスなんて、暫くしてから・・・よ。

 

もしクラスにルルでビシっと決めた生徒が来たら、私が先生なら「ヨガ随分やってますよね、アーサナに自信ありますよね!?」と勝手にハードルを上げて見ちゃいますもん。

“え?そんな高いウエア着てるのに、、、〇〇のアライメントがメチャクチャだな・・・全然出来て無いじゃん”

 

逆にクラスに出るために買ってきました的な新品ジャージ上下だったら、「お、イチから頑張りましょう!ちゃん指導しますよ」と応援したくなります。

ちょっと力を抜いて前屈出来たら、「良いですね、その調子♪」と一つ一つ丁寧な指導をするでしょう。

 

特に、大人数のヨガクラスでは・・身に付けているウエアや格好でレベルを判断をしがち・されがち・・・ですからね、、、。

生徒さん同士お互いにマウントの対象にもなるらしいですよー。

 

まずは初心者の格好から始めて、慣れてきたら徐々にヨガブランドに興味を持ち、色やデザインも凝り始めるのが自然ですね。

最初はマッサラな方が・・・背伸びをしてなくて良い気がします。

慣れてませんのー!という雰囲気を出しておいた方が、周りが優しい(笑)。

 

という事で、ダサいジャージ姿でのジョギングは、もう暫くは・・・コスプレ感覚で楽しみたいと思います。

颯爽と走るレギンス女子や、蛍光色シューズ男子などに紛れて、“お荷物ですが、、、すいません”感を出して、ジャージで堂々とセンターをゆっくり走ります。

 

素人感が一番心地よいのですよ。

もう少し走れるようになったら・・・レギンスとショーパン姿になってみるか!?自問自答しております。

いつか、そんな日が来るかもしれません。

 

冬は寒いので、裏起毛のジャージを追加投入しました。(完全なる初心者ルックです)