空前のタピオカドリンクのブーム。
タピオカドリンクを飲むことをタピると言い、いろいろなお店で飲み比べることをタピ活と言うらしい。
言葉は悪いですが・・・えげつなく流行ってる。
日本人ってそんなタピオカ好きだったっけ??
恐らく「流行のオシャレなタピオカドリンクを飲んでるオノレ」が好きなのでしょう。
だから、ブーム。猫も杓子も、タピオカドリンクのお店に並ぶ。
そんな一群をクールに眺め、ナナメ目線で批判したり、ちゃかしたりも出来る。
でも、飲んでから言うべ?まず一旦飲んで自分なりの判断基準を確立すべきよね。
ブームから遅れる事しばし、、、、デビューしてみた。
1杯500円。
う~ん・・・どうだろか?
正直、美味しいとは思うものの、500円の対価としては首を傾げてしまった。
ワンコイン(500円)なら、サラリーマンのお昼のお弁当代1食分だよ。
100円でコンビニコーヒーの様な手軽ならば、多少はハマるかもしれない…程度。
果たして1年後、2年後、ウドのタケノコ状態で乱立するタピオカドリンク専門店が残っているだろうか?
それは・・・ナイだろうなぁ~と思うのです。一時的なブーム、、、いつの時代にもあるけどね。
記憶に新しい(昭和の私の物差しですが)、ティラミス、ナタデココ・・・、あったなぁ~。
アレらと同一のニオイが・・・。
やはり「並んで飲んで、インスタにあげるリア充(死語?)な自分」というモノに、500円なりの対価を払っているような気がしてならないのです。
Easy come easy go.
ヨガに置き換えてみました。
ヨガブームと呼ばれる時期もありました。
その時期を乗り越えて、今でもヨガは皆さんに親しまれ、愛されている・・・すごいよなぁ~。
一方、いまだにティラミスやナタデココを当時の流行りのごとく食べまくる人は見かけない(笑)。
食材としては残ってるけど、一時期のブーム当時の熱はないよね。
ヨガは奥深く、柔軟で、哲学的でありキャッチー・・・不思議なモノ。
健康番組でも「〇〇に効くポーズ」とか「XX解消ポーズ」なんて、ず~っとやってるもんね。
どこでも切り取って、自分の好みの部分から入っていけます。
健康不安やストレス解消な人はポーズから、脳や心に関心があればメディテーション、哲学が好きなひとはギータやスートラ。
そりゃインド発祥(年代は所説あり)3000-4000年の歴史だからね、手広くWelcome。
そんなヨガでさえ、ブームで終わっちゃう人も確かにいます。
上辺だけサラっと触って、次の流行りのピラティスやボクササイズ等へひょいひょいっと乗り換えてしまった人、個人的にもったいないなぁ~と思うのです。
ありとあらゆるモノが溢れる世の中、選ぶものが多すぎて困っちゃうくらいだからね・・・合う合わないがあるので仕方がないけど。
都内で考えれば、ほぼどの駅にもヨガ教室やスタジオが1個くらいはあります。
そのくらいヨガをする人口は多いのよね。ヨガの種類も様々で探せば自分の好きなヨガに出会えます。
ヨガを通して得るものは、その都度の自分で変わってきます。
続けると新たな発見だらけ・・・続ける事で分かる事がどれほど多い事か。
私だってヨガを始めた頃は、まさかアシュタンガに行く着くとは思わなかった。
それも既に3年も続けばブームじゃなく、もう生活の一部だよね。
ヨガ歴でいえば10年近くなるのかも。
そう考えるとすごいぞ、自分。
さすがに10年タピオカドリンク飲む人はいないだろ(笑)
ブームにするか、生活の一部にするか、価値を自分のモノサシで判断すれば一目瞭然。
ヨガで得られたものを糧に、更にヨガを深める、アーサナから哲学へ、そしてまたアーサナへ。
マジ無限ループな感じで醒める気がしない、ヨガ愛だわ~。