ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

観察・分析好きなの

整体の先生から「ケガの分析とか調べるの、好きですね。男性っぽいですね」と言われました。

褒められているのか?ウザがられているのか?(苦笑)。

 

そう言えば・・・予約の前から、準備していくし。

色々な方向へ体を動かし、伸び縮みさせ、どの向きにどのくらい動かすと痛いとか、筋肉の痛みなのか、神経のビリビリなのか、骨が当たる感覚か、、、いちいち分析する。

「骨盤の仙腸関節の動きが悪い・・・。前屈のアーサナの後、アップドックの時に骨盤が前屈の固まった状態からほぐれない」

「逆もしかり。後屈のあと前屈では骨盤が固まり、骨盤がすぐに戻らない」

「PSIS(上後腸骨陵-仙腸関節と骨盤の接合部の一番上あたり)が引っ張られる感覚」

「股関節も滑りが悪いのか、滑りすぎるのか、ハムストリングが緊張状態」

「そのため、腰が伸びずに無理すると痛めるような感じ前屈が出来ない」

 

・・・とまぁ、前屈で腰に違和感がある箇所と理由を説明します。

そりゃ、先生にしたらウザイかも!?

 

痛みも、筋肉が伸びない痛みか、神経に触る痛みか、違和感の感覚も丁寧に探ります。

ビリビリ、ジンジン、グラグラ・・・先生は「何か、ザワザワする」という表現も理解してくれます(笑)。

ただ「痛い」という表現では伝えきれない。

・・・どんだけ観察好きか!? 

書いてて医者からしたらメンドーな患者かもと思ってきた。

 

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痛みの箇所はネットでググります。〇〇筋とか、腱とか、痛みの原因を画像でもイメージします。

股関節に接続している筋肉、、、痛みが走る部分を辿り、「もしや、半膜様筋か?」という具合。

その時は探検気分で楽しくってしょうがない。

 

ちゃんと症状を把握して良い事もあるんですよ。

アスリート等を診察しているカイロの先生にはツーカーで伝わるし。

「Aのポーズが出来るが、A’になるとロックがかかる」「Bのポーズでここが突っ張る」

ポイントで感覚を伝えるので、ピンポイントで筋肉のこわばりを見つけてくれます。

 

この分析が自分のプラクティスでも役立つのですよ。

前屈をする時、腰が緊張状態にならないよう、お尻~ハムを伸ばしていくイメージで呼吸する。

骨盤の動きが悪い時は、無理に一呼吸では行かず、間隔を空け骨盤が馴染むのを待つ。

これ以上痛みが増すと危ないな、と思うと膝を緩める

そうすることで二次被害を防ぎます。

 

身体を観察することは大切。労わる事にもつながるし。

単に「痛いからやらない」ではなく、「痛みが出ないように行うにはどうしたら良いか?」

これが練習を続けていくうえで大切だよね。

そのため、普段から骨盤を前傾/後傾の動きを椅子に座ってやってみたり、歩くときに体の軸を意識したり。

意識が変わると体も変わってくるのではないかと思っています。

 

そういえば、アシュタンガでケガをする前は、ただ「痛い」とビービー言ってた。

ラクティスでタフになってきたんかな。

確かに女性要素が日々省略されつつあるし、男性脳になりつつあるのか??

ま、それはそれでシンプルになって余計にプラクティスに集中できて良いのかもしれないわ。

もうこの歳だから、オジサンでもオバサンでも構わない気がするけど、髭が生えてこないか心配(笑)。