ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

人生はババ抜き

「人生はババ抜きみたいなもので、局面というものが必ずどこかにあるんだと思います。その時に、どのカードを引くか、ということですよね。自分はすごくシンプルで、イケてるか、イケていないかだけ。自分にとってその選択をすることがかっこいいか、かっこ悪いか、それを基準にしています。」

https://www.huffingtonpost.jp/entry/kenji-sakaguchi-the-risingsun-coffee_jp_5da8186ce4b0b24e75dd0425 

 

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カッコよ過ぎじゃないですか?

 

たまたま目にした坂口憲二さんのインタビュー記事。

(なにせネットショッピング禁止期間なゆえ、こーゆーの読むの)

 

神髄をズバっとついてこられた感じ。

こんな事を言えるような大人になりたい、、、と思い続けて苦節45年、未だ叶わず。

自分の基準が確立されていて、結果生じる責任を背負う覚悟が出来ている。

潔くってホレボレ。

 

「だって、あの時は〇〇がXX言ったからそうしたんだ」

「△△が▢▢だから、こうなっちゃんたんだよ、オレのせいじゃない」

こういう言い訳、一番がっかりするヤツ。腹が座ってない人、、、、この潔さを見習ってほしい。

 

思い返すと、我が人生にもいくつかの局面、ババ抜きありましたよ。

受験、就職、転職、結婚、人生いろいろ。

一瞬躊躇するような選択肢でも、大抵私の基準は、直感。

自称、直感の強い女。

局面に来た時には、実は既にほぼ直感で行く道は決めてる。

でも、大人の分別とか考慮とか・・・ブレーキ踏んで、別の選択を選ぼうと弱腰になる事も。

とはいえ、重要な人生の局面ほど、結局は直感の示す方向へ行ってる。

きっとDahrma(ダルマ)なんだろな。

「イケ~っ!」って言われてる気がするのよ。

 

逆に直観でやめる時もある。

きっと「それ、ヤバイ方向」ってDahrmaが言ってたのかも。

一歩踏み出すのに、心の引っかかりがある時は、、、踵を返して戻って来てます。

 

後から戻って選びなおす事は出来ないけれど、今振り返って、納得の人生ですよ。

あの時選ばなかったアッチを進んでたら、、、、

う~ん、今の自分ではないのだろうな。

でも結果、自分幸せだし、これが最良。

まぁ、そう思わないと後ろ向きの人生になっちゃうだけだよね。

 

健康体で、仕事も家もある状況だから、正しい判断が出来ると思うけど、、、

大切なのはピンチに立った時、、、、心が弱っている状態でも、同じように直感で迷わず行けるかな。

 

坂口憲二さんは、難病を抱え俳優生命を絶たれる場面で、その潔さで決断していてカッコイイ。

私だったら、成功したら自分のおかげ、失敗したら他人のせい、、、コラコラ。

 

ただ、その自分の前に広げられたババ抜きのカードは、誰にでも平等に与えられているチャンス。

人生誰でも、あの時が転機だったなぁ~って思い返す分岐点があるはずです。

活かすも殺すも自分次第なんだよねぇ~。

 

あ~でも、もっと記憶力が若い時にちゃんと勉強しておけばよかった。

さいころに体操習って柔らかい体を手に入れられてればなぁ・・・。

ど~も、人生には完全に最良の選択ってことはないらしい(笑)。

 

人生の局面の選択なのか、そうではないのか、その場になると肌で感じること。

自分の手持ちのカードも限られているし、相手のカードをうらやんでも仕方ない。

大切な事は、自分の手持ちのカードで、いかに勝負していくかってことなのかもね。

 

ババ抜きで引いてきたカード、その時はあんまり分からなくても、後から決め手になる事もある。

最後に全部カードを出し切るまで分からないものよね。

多分女性の平均寿命からしたら、ようやく折り返し地点ですよ、、、、長いなぁ~。

これから先、どんなカードを出されるか、引き当てるか、ちょっと楽しみ。

 

ヨガの考えでは輪廻転生。

だから、万が一引き当てたカードがハズレなら、、、、また生まれ変わってやり直すだけっしょ。