ヨガの小路を散歩して

アシュタンガヨガの練習日記、ヨガや旅のことなど綴っています

一生懸命って、なんか良いよ

もう過去なのか?この言葉「悟り世代」。

何かに熱くなったり、がむしゃらになる事を極力避けるような風潮。

淡々と、ただ淡々と波風を立てないように上手くやっていく。

 

バブルのシャカリキ&ガツガツ感、あれを全否定。

「そーゆーの、恥ずかしくないっすか?面倒な感じでしかない」

と、サラっと言えてしまう、冷めた感じの一時代ありましたよね。

一生懸命な姿を冷ややかに揶揄するような空気感。

 

私はその丁度ハザマの年代で、就職氷河期と言われていた時代です。

バブルの熱狂も知らなければ、悟れるほどの諦め世代でもない。

だから逆に両方とも憧れもあります。

バブル期の浮足立った感でイキった時代の人を楽しそうだと思うし、

常に冷めた目線で距離を置く世代もクールに映るし。

 

でも、一つだけ分かっているのは、一生懸命は悪い事じゃないって事。

 

最近、インスタでも動画でマイソールのプラクティスが見れちゃったりします。

もちろん、ヘッポコな自分の姿もあったりする。

お恥ずかし・・・ずんぐりむっくりな姿でヒーコラしている姿。

でも、画面の中の私、一生懸命頑張ってるんだよ、真剣に向き合っているんだよ。

その姿を冷ややかに笑ったりなんかできないわ(ヘタレな姿に落ち込みはするけど)

 

一緒にマットを並べている他の仲間も然り。

どんなに練習始めたばかりで、ぎこちない動きをしてても、

アーサナ失敗してマットに崩れちても、

身体が硬くて、コントみたいな前屈だとしても・・・

カメラなんか気にせず、乱れた髪もそのままにひたすらプラクティスする姿。

 

その真摯な姿を笑う事は出来ないし、せせら笑う人が居たらグーパンチしたくなる。

(アヒムサー(非暴力)には反しますが、、気持ちだけですよ、実際にはしませんっ)

 

一生懸命って、とってもピュアな姿です。

練習中は、真顔で無表情だし、インスタ映えはしないです。

それでも、その姿はとても美しいものだなぁ~と思うのです。

どんなに着飾って恰好つけても、そんな素のピュアな姿に敵うはずはないです。

 

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(自分の姿はさておき(笑))、人の練習姿も普段見る事ないですからね~。

 

一生懸命なんてダサい、なんて言う人が居たら見せてあげたい。

 

子供の時って遊ぶのも食べるのも、なんでも一生懸命で楽しかったでしょ。

それをせせら笑う大人なんて居ないはず。

逆に、大人の顔色を見て、喜びそうな事を演技する子供見たら、ちょっとワサワサするでしょ。

 

見られる事を意識して練習している姿は、簡単に見破られちゃうかもしれないな~。

意識がカメラに向いて、美しい自分だけ映るようにしている姿は、逆にカッチョ悪いよね。

 

ちょっと恥ずかしいけど、振り切ってガチで真剣に一生懸命やって行こう。

どんな姿が映ってても、それは自分であって、頑張っている姿でいたい。

 

太い大根足や、ノークビレのウエストとかさ、むっちり二の腕&太ももはさ・・・

あれは、・・・やっぱり凹む。(笑)。

それを足し引きして、プラマイゼロさ!!